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年功序列から次はどのような時代に?

浅川です。

白坂先生に、今日の「なぜ」を解説していただきます。

 

年功序列から次の時代は

 

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年功序列から次はどのような時代になるのでしょうか?

 

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日本の企業の賃金体系「年功序列」が崩壊されると言われています。

 

■そもそもなぜ「年功序列」は続いたのでしょうか?

 

これまで日本の多くの企業は、年齢が上がるにつれて、給与が高くなる「年功序列」を採用していました。年齢が高くなればなるほど能力や経験が高くなるので、その分、給与を上乗せするという考えでした。

 

年功序列がうまくいっていた時代は、個人に任される仕事が長期間同じだったからだと言えます。たとえば自動車を作る仕事であれば、新入社員のときに何もできなくても、5年、10年と同じ商品を作り続ければ個人の技術が向上し、後輩に指導できるようになります。そのようなことができる経験者の価値は高くなります。

 

しかし今は、同じ商品が5年、10年と売れ続けることが減ってきたので、個人に任される仕事は変わってきています。パソコンやスマートフォンの普及などで、もっと短いスパンで新しく商品やサービスを生み出す必要が出てきているため、同じことをやり続けている人の価値が低くなっていきます。

 

むしろ今は、最先端に触れ続けている人の方が価値が高くなっています。

 

■「自分の強み」を意識して活躍できる人材に

 

年功序列が崩壊し、これからの時代に増えるのはどのような傾向でしょうか?

 

それは【成果主義・実力主義】の傾向です。これからの時代は、「自分は何で勝負するか」を考え続ける必要があります。

 

20代、30代は最先端についていきやすいので、新しいことに対する情報収集や知識、技術で勝負できます。40代、50代で管理経験がある人であれば、いろいろな人と一緒に働いた経験を活かし、人の強み・魅力・やる気を引き出す業務で勝負できます。こうした管理経験は、経営にとって必須ですから、経験がある人はこれからも活躍できます。

 

一方、中には、40代、50代で、これまでの年功序列が崩壊することに不安を持っている人もいるかもしれません。でも、これまでの仕事の棚卸しをして自分の魅力や強みを発見することができれば、年齢を問わず、転職しても独立・起業しても成功できる可能性があります。

 

■「PDCA」で個人の価値を高める

 

これからは、個人の力が問われ、個人の価値が高まる時代です。

 

日々の仕事で大切なことは、「会社に所属しているから指示されたことをやる」という姿勢ではなく、どんな組織であれ「自分だったらどうするだろう」と、個人が次のようにPDCAを回していくことです。

 

・P (Plan/計画)「こう考えた」

・D(Do/実行)「実際にやってみた」

・C (Check/評価)「こういう結果が出た」

・A (Action/改善)「次はこう改善する」

 

このPDCAを回していくと、長期的に見て、次のような流れで活躍の場が広がります。

 

日々、頭の中でPDCAを回す

毎日の行動が改善される

長期的に【複利の魔法】が働く

本人の経験やスキルが向上する

会社・組織に関係なく、個人として活躍できる

 

 

日々の仕事であてはめれば、次のように【目の前の仕事で活躍すること】に焦点を当ててみましょう。

 

・「今、任される仕事が何か考える」

・「その仕事に一生懸命取り組む」

・「その結果、自分の弱みや強みを把握する」

・「自分への理解を深め、次回の改善につなげる」

 

このように、「先週より今週、昨年より今年の方が成長している!」と感じられるようにやり続けていれば、個人の活躍チャンスは広がります。実力主義の傾向になり、個人の魅力や強みが高く評価される時代であることは明るい時代だと言えます。

 

今日のまとめ・・・・・・・・・

 

年功序列が崩壊しているのは、同じことをやり続ける仕事の価値が下がってきたからです。これからの実力主義の時代では、個人の価値が重要になります。日々、PDCAを回し、自分の強み・魅力を発見し、活かしていくことが大切です。

 

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貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

浅川淑子(あさかわよしこ)

 

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