白坂です、
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>「セブン―イレブン・ジャパンは、2001年に残業手当の計算式の設定を誤り、フランチャイズチェーン(FC)加盟店従業員の残業手当の一部が支払われてなかったと発表した。データの確認できた範囲で対象者は3万人、支払総額は4億9000万円に上る。」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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【本部→ FC→ 顧客】
コンビニ業態というのを、まさにゼロから立ち上げて、そして日本全国に普及させてきたセブンイレブン。その原動力は、常にFCの先にある顧客を見続けてきたことにあります。すなわち、
マーケティング
鈴木敏文(名誉顧問)氏の座右の銘は「変化対応」。
時代は常に変化し続けている。顧客は変わり、顧客のニーズも変わり続けている。
その変わり続ける「顧客にとっての便利さ」を追求し続けたことで、コンビニ業態は右肩上がりでドンドン成長していきました。セブンイレブンは最も顧客視点で物事を考え続けてきた企業だと言えると思います。
【本部→ FC→ 顧客】
顧客に焦点を当て続けていたからこそ、身近なFCへの管理体制が甘かったと言わざるを得ない状況です。つまり、売上向上という攻めは常に意識されていたけれど、管理という守りは相対的に重要視されていなかったということだと思います。
なにせ、今から18年前の2001年時点で労働基準監督署から指摘を受けていたにも関わらず事態が放置されていたということであれば、問題を軽く見ていた言わざるを得ません。社労士事務所など残業代の専門家集団と連携していれば、2001年時点でトックに解決できていたはずですから。。。
過去に管理が甘かったことが、今になって、FCと消費者の信頼を失い始めることに繋がっている。。。
業界が成長している時は「攻め」が強ければ業界とともに成長し続けることができます。
ただ、業界が衰退して始めている時に過去の管理の甘さが噴出してくると、まさに「弱り目にたたり目」です。今までの右肩上がりの成長が完全に逆回転し始めて、今度は右肩下がりになっていく危険性さえ十分に出てきてしまいます。
なので、
たとえ成長速度が一時的に遅くなったとしても、
とにかく守りを固めながらの堅実な成長を目指し続けていくことが改めて大事なことだと感じています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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