売るものは何か?
白坂です、
文章のご確認、感謝しています。
ありがとうございます。
まず、
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さて、
お金をいただくということは、「何かを売る」ということです。
「何かを売ったから、その対価としてお金を受け取った」という交換関係です。
ただ、人によって売るものが違います。大きくは、
・自分の労働という時間を売る(従業員)
・商品という複製可能なものを売る(商人)
・システムという「商品を売る仕組み」を売る(経営者)
一般的には、
従業員の方よりも商人の方が大きなお金を受け取ります。
そして、商人よりも経営者の方がより大きなお金を受け取ります。
なぜなら売っているものが違うからです。
従業員の方の受け取るお金に限界があるのは、売っているものが限りのある時間だからです。
最大限で売ったとしても、24時間×365日で8,760時間が限界です。物理的にはもちろん理論上でさえ、無限にお金を受け取るということは不可能です。売ることができるものが有限だから受け取ることができるお金も有限です。
もし従業員の方が受け取るお金を大きくしようと思ったら、時間当たりの単価を上げるしかありません。時給や日給、月給、年棒、、、などを上げていくしかありません。時間当たりの単価を上げていくことは可能ですが、しかし、やはりそれでも無限には上げられません。有限です。なぜなら、労働市場は
需要と供給で成り立っているから
です。
つまり、いくら本人が時間当たりの単価を上げようと懸命な努力をしたとしても、その高い単価での労働力を欲しいという経営者がいなければ交換が成立しないからです。
たとえば月給15万円だったらよろこんでお仕事をお願いしたいという経営者がいたとしても、月給150万円でも従業員の方にお仕事をお願いしたいという経営者はなかなかいません。まして、月給1,500万円でも従業員の方にお仕事をお願いしたいという経営者は日本の中には皆無と言ってもいいでしょう。つまり、たとえ本人がどれほど努力しても時間当たりの単価は無限には高くならないということです。
「売れる時間数」も「売れる時間当たりの単価」も両方ともが有限である以上、受け取ることができるお金もやはり有限です。
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・自分の労働という時間を売る(従業員)
・商品という複製可能なものを売る(商人)
・システムという「商品を売る仕組み」を売る(経営者)
・・・・・・・・・・・・・・
一方、
商人が売っているのは自分の労働時間ではありません。
商品です。おにぎりであったりパンであったり、CDであったりDVDであったり、、、など商品を売っています。商人であればお金を無限に受け取れる可能性があります。実際上、無限に受け取っているかどうかは別として、理論上は無限に受け取れる可能性があります。なぜなら、
商品は複製可能だから
実際上はともかく、理論上では、おにぎりを無限に製造することは可能です。パンを無限に製造することも可能です。可能性はあります。売れるものが無限になり得るのであれば、受け取れるお金も無限になり得ます。だから、一般的に商人が受け取るお金は従業員の方が受け取るお金よりも大きくなる傾向があります。
・・・・・・・・・・・・・
・自分の労働という時間を売る(従業員)
・商品という複製可能なものを売る(商人)
・システムという「商品を売る仕組み」を売る(経営者)
・・・・・・・・・・・・・・
さらに、
経営者は、商人よりも大きなお金を受け取ることができる可能性を持っています。
なぜなら、商人が商品を売っているのに対して、経営者は
商品を売る【仕組み】を売っているから
です。
つまり、おにぎり1個を売っているのではなく、おにぎりをたくさん売れる【仕組み】を売っているからです。それは、おにぎりを効率よく大量に製造できる【仕組み】なのかもしれませんし、フランチャイズという流通の【仕組み】なのかもしれません。もしくは、「おにぎりを効率よく大量に製造する【仕組み】」と「お客様におにぎりを購入していただく流通という【仕組み】」の両方を合わせ持った
会社という【仕組み】
を売っているわけです。
会社をそのまま売る場合もあれば、会社の所有権である株式を売る場合もあります。
いずれにしても、経営者は
システムという「商品を売る仕組み」を売っています
そうすれば、商人と経営者であれば、一般的に経営者の方が大きなお金を受け取ることになります。
なぜなら、「おにぎり1個」と「おにぎりを効率よく大量に製造する【仕組み】」では単価が違い過ぎるからです。
おにぎり1個150円を200円に値上げすることは可能かもしれませんが、1万5千円に値上げするというのはかなり難しいです。しかし、「おにぎりを効率よく大量に製造する【仕組み】であれば、1システム:1,500万円とか、1億5千万円ということは十分に成立し得ます。
つまり、商人と経営者は複製可能なものという意味では同じものを売っていますが、商品とシステムでは単価が全然違うので、一般的には経営者の方がより大きなお金を受け取れる可能性があるわけです。
売るものは何か?
大事なのは、実際上に売っているものよりも、本人の認識です。
「自分が売っているものは○○である」という認識がとても大事になります。
たとえば、その方は商人だから本当は商品を売っているはずなのに、「今日、私は1日8時間働いたから日給でいくらが妥当」という時間給で考えているとしたら、その方は対外的には商人なのかもしれませんが、実際は従業員の方だということです。
同じように、その方は経営者だから本当はシステムを売っているはずなのに、「今年、私の会社ではおにぎりがいくつ売れたから自分の役員報酬はいくらが妥当」という商品単位で考えたりしていたしたら、その方は対外的には経営者なのかもしれませんが、実際は経営者の方だということです。
仕事を変えたり働き方を変えるのは比較的に簡単です。
難しいのは、本人の認識を変えること。今までずっと自分の労働時間を売っていた方は、自営業者になった後も時間を売り続けています。それで、「何でこんなに頑張っているのに、なかなか受け取れるお金が増えないのだろう?」と首を傾げていたりするのです。
売るものは何か?
何か売った対価がお金である以上、受け取りたいお金を変えたい場合は、売るものを変える必要があります。
有限のものを売っている限り、受け取れるお金は実際上はもちろん、理論上でも有限です。もし有限のものではなく無限のものを売り始めたら、受け取れるお金も無限になる可能性があります。そして、もし商品ではなく複製可能なシステムそのものを売り始めたら無限にして
莫大なお金を受け取ることができています
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
追伸:
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