ラグビー日本代表はなぜ強くなったのか?
白坂です、
ラグビーワールドカップで最初に3連勝。
世界ランキングで8位、、、
「なぜラグビー日本代表はこのように強くなったのでしょうか?」
簡単です。代表選手31人中15人に
外国出身の選手たちが入っているから
世界1位のニュージーランドや6位のオーストラリアなど、元々、ラグビー強豪国出身の選手たちが日本代表に入っています。日本代表だからと日本人ばかりのチームだったら、とてもこれほど強くなることはなかったことでしょう。色々な国々から選手が入っているという
【多様性】
こそが、日本代表が強くなっている最大の要因です。
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興味深い話が1つあります。
ニュージーランドやオーストラリアから強豪選手が入ったことによって、日本代表の文化が変わったという話です。
外国人選手たちが入る前の代表選手が日本人ばかりだった頃、、、
誰かがプレーした時にミスをした時に、「ドンマイ!ドンマイ!!」と言い合っていたようです。日本人というのは、とにかく人間関係の和を重視します。そして、たとえ今回は失敗したとしても、次回からは「もっと頑張ろう!」という精神論を重視します。
これが外国出身の選手たちからするともの凄く違和感があったわけです。
失敗したときに『ドンマイ!ドンマイ!!』と言い合っていても決して強くなることはできない。
「なぜ、今のプレーでミスをしてしまったのか?
どうすれば次の機会ではより良いプレーをすることとができるのか?」
こうやって、1つ・1つのプレーの失敗を論理的に解明して、自分たちのプレーを「PDCAサイクル」で改善し続けるようになったから日本はラグビーの世界強豪国と互角以上に戦えるようになったわけです。このように、組織が強くなるためには、
【多様性】
が重要だということです。
居心地の良い人たち同士で一緒に居たとしても、組織は決してある一定以上に強くなりません。
違う文化を持った別の人たちが1つの組織を創った時に勝てるチームになって行くわけです。
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もし投資家として企業分析をする時にも、「対象企業の組織には【多様性】があるか?」というのは注目すべきポイントの1つです。具体的には、
取締役に【多様性】があるか・どうか?
・男性だけではなく女性も入っているか・どうか?
・年長者だけではなく年少者も入っているか・どうか?
・日本人だけではなく外国人も入っているか・どうか?
そして、
・社外取締役に他社の創業経営者が入っているか・どうか?、、、
居心地の良い同質の人たちだけの組織では世界では戦えません。
日本の総人口が減少しつつある現代では上場企業は世界に戦いに行くことは必須です。
投資先企業が世界でも勝てるか・どうかの1つの重要な要素として、
取締役に【多様性】がある組織こそ有望な投資先であると言えると思っています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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