イギリス総選挙 与党が圧勝 1月末までのEU離脱へ

白坂です、

 

イギリス総選挙 与党が圧勝 1月末までのEU離脱へ

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イギリスの総選挙で与党:保守党が圧勝しました。

勝因は何だったのでしょうか?

野党:労働党の自滅

・労働党は、「離脱がいいのか?」「残留がいいのか?」に関して意見が割れていました。

それに対して

・保守党は、ジョンソン首相を中心に「離脱」で国民へのメッセージをハッキリさせました。

 

「離脱にはこういう問題があるけれど、だからと言って残留しても、、、」というような労働党の曖昧なメッセージに、「離脱すればイギリスは良くなるんです!!!」と断言する分かりやすいメッセージに圧勝したということです。

 

労働党が勝つには、「残留!イギリスがかつての大英帝国の繁栄をもう1度取り戻すには、EUの中で1位を目指すのが唯一の道!!」とメッセージをハッキリさせるしかなかったでしょう。であれば、残留を希望する国民の票は全て労働党に入ったはずなので互角の勝負が出来たはずです。

 

 

トップは時として言い切った強いメッセージで人を導くべき

 

 

保守党が圧勝したことで、イギリスのEU離脱が来年2020年1月下旬までに相当進展する可能性が高くなりました。保守党の議員も離脱に対して一致団結した行動を取らざるを得ないからです。こうして、

 

 

かつては大英帝国と呼ばれたイギリスは世界史の中心から静かに消えて行くことになります

 

 

繁栄するのに必要なのは保護ではなく競争。

どれだけ生活に困窮している人たちを国が一生懸命に保護しようと努力したとしても、その結果で国が繁栄して行くわけではありません。あの鉄の女と呼ばれたマーガレット・サッチャーの言葉を借りるならば、

 

>「お金持ちを貧乏に引きずり下ろせたからといって、貧乏人がお金持ちになるわけではない」

 

という言葉の通り。

国が経済成長を目指さずに「弱者救済に重点を起き始めたら?」たとえ国の衰退速度をゆるやかに出来たとしても、確実に・確実に衰退していきます。

 

もし、イギリスが「かつての大英帝国をもう1度、、、」という可能性を1ミリでも残すとしたら、ドイツ、EU、そして全世界、、、と何らかの産業で競争して勝つしかなかった。。。

 

「どうやったら競争に勝てるか?」は別の課題。

ただ、競争を避けた国に繁栄はない。イギリスがEUを離脱したとしても、イギリスが再び繁栄の道を歩み始めるわけではありません。ただ、競争環境を緩やかにすることで、少しでも衰退の速度を緩めることが出来るだけ。まさに「加齢 → ジリ貧」です。

 

 

今回の総選挙は、イギリスが世界史の主役から静かに消えて行くことを選択したという歴史的な日になったと思っています。

 

イギリス総選挙 与党が圧勝 1月末までのEU離脱へ

 

貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

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