白坂です、
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>「ウォルト・ディズニーが12日に始めたサービスは初日だけで登録者数1千万人を突破した。アップルも今月から独自の配信サービスを始め、ネットフリックスの『1強』から戦国時代へ突入する。」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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ウォルト・ディズニー社は本当に偉大な企業だと感じています。
・1923年創業で、創業96年
・1957年上場で、上場42年
それで、
売上高は右肩上がり傾向で過去最高
もちろん、株価も右肩上がり傾向で分かりやすい2次曲線で最高値。
まさに絵に描いたような
持続的に成長する偉大な企業
だと言えます。
ウォルト・ディズニー社の最大の強みは何でしょうか?
やはり、
キャラクター
ミッキーマウス・ミニーマウス・シンデレラ・白雪姫・・・
・優れた製品を作ることは出来ます。
ただ、競合他社もほぼ同じ完成度の優れた製品を作ることが出来ます。
つまり、製品での差別化は難しいということです。
・優れたシステムを作ることは出来ます。
ただ、競合他社もほぼ同じシステムを作ることが出来ます。
つまり、製品での差別化は難しいということです。
製品やシステムは差別化が難しいです。
だからこそ汎用性が高く世界中に広く普及させることが出来るとも言えますが、どうしても利益率の低いビジネスとならざるを得なくなります。そして、持続的な成長を支える源泉はやはり利益なので、利益が出ない企業が持続的な成長をしていくのは、やがて難しくなります。利益率が高いのは、やはり
キャラクター
キャラクターは究極的に差別化されています。
全く同じキャラクターを売ることは出来ません。
つまり、1度、人気キャラクターを創ることが出来たら、半永久的にブランド品として売り続けていくことが出来ます。
しかも、
ディズニーの素晴らしいところは、新しい作品とともに常に新しいキャラクターを生み出し続けているというところです。たとえば、アリエル・ラプンツェル・モアナ、、、など、常に新しい作品とともに新しいキャラクターを生み出し続けています。
キャラクターを生み出すのに1番大きな時間とお金が投資されているのは、 1番、最初にキャラクターを登場させる映画の製作だと思います。この映画がどれくらいのヒット作品になるかで、そのキャラクターのその後の命運を決めます。もし、『アナと雪の女王』くらいの大爆発的なヒット作品となった場合は、
アナとエルサという世界的人気キャラクターが、また2人増える
映画によって人気キャラクターとして確立した後は、
・ディズニーランドでも、
・キャラクターグッズでも、
・今回のような動画配信でも、、、、
キャラクターが半永久的に活躍し続ける
・映画での作品発表というのは競合他社でも簡単に真似できます。
・動画配信サービスというのは競合他社でも簡単に真似できます。
・サブスクリプションという継続課金型のビジネスモデルも簡単に真似できます。
しかし、
キャラクターそのものは真似できません。
ディズニーは有料動画配信サービスとしてはネットフリックスに対して後発ですが、しかし、当のディズニーはネットフリックスを競合他社とは強く認識していないことでしょう。なぜなら、ディズニーキャラクターは独特だから。オンリーワンだから。
「ディズニーファン」に「ディズニーキャラクター」でよろこんでもらうことに集中しているのだと思います。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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