ガバナンスとは?わかりやすく

白坂です、

 

ガバナンスとは?わかりやすく

「ガバナンス」というのは、
日本語では【企業統治】と略されています。
簡単に言うと、

【どうやって社長を取り締まるか?】

ということです。

まず、
「人は、自分で自分を管理できる人は居ない。
楽な方へ・楽な方へ流され続ける」、、、
というのが大前提。

例外はありません。
もちろん、社長も同じです。

社長を管理しなければ、
社長は楽をします。
手を抜きます。サボります。

しかも、
公私混同で

好きなことをやり始めます。

個人の性格とか気質ということではなく、
それが「人」だと言うことです。

自分で自分を律することが出来る人など
この社会には、ただの1人も居ません。
どんな人も例外なく、痛みを避けて
快楽を得よういう本能で動く。

「会社は誰のもの?」ということに対して、
法律の答えは「株主のもの」です。

そして、
株主が求めているのは利益。

会社が1年間で利益を出し、
その出した利益の一部を株主に
還元して欲しいと株主は求めています。

であれば、

株主から経営を委任された社長は、
会社の利益を成長させるために
経営をするべきですが、しかし、社長も「人」です。
管理しなければ堕落します。だから、

ガバナンス【企業統治】

「どうやって社長を取り締まるか?」。
最も分かりやすいのは、取締役を任命すること。

取締役というのは、
文字通り、社長を取り締まる役です。

社長が手を抜き・楽をしようとし、
そして公私混同しようとしたら、
株主の代わりに社長を取り締まるのが
取締役の業務。

なので、
社長1人の会社よりは、
社長以外の取締役も居る会社の方が

ガバナンス【企業統治】が効いている

可能性が高いと言えます。

ただ、
実際には、

・「社長=筆頭株主」である場合も多く
ゆえに、実質、
・「社長が取締役を選んでいる」場合も多い

ので、
たとええ取締役が居ても、取締役が社長を
しっかりと取締れていない場合が多いのも現実です。

何せ、
取締役の人事権を持っているのが社長であれば
社長は取締役にとっての上司。上司を部下が
取締るというのは現実的に難しい。

だから、
「資本」と「経営」を分離した方が良い、、、
という考え方になっています。

もし、「筆頭株主=社長」だと、結局、
会社で社長を取締れる人が居ません。
であれば、社長の堕落とともに
会社も必然的に衰退していきます。

しかし、
「資本を持っている株主」と「経営を委任されている社長」が
別の存在であれば、株主は社長の人事権を持っています。

株主が社長を解任することを可能にすることで、
社長の取締を可能にしよう、、、というのが
株式会社におけるガバナンス【企業統治】の
基本的な仕組みです。

と言うことで、
ガバナンス【企業統治】とは、
わかりやすく言うと、

【どうやって社長を取り締まるか?】

という
「考え方」であり「仕組み」のこと、
となります。

 

ガバナンスとは?わかりやすく

今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

白坂慎太郎

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