時代の変化をキャッチする【伏見ひふみ】

時代の変化をキャッチする

こんにちは、伏見です。

 

文章をご確認下さいまして感謝しています。

ありがとうございます。

 

今回は、「時代の変化をキャッチする」というテーマで書きます。

私自身が、常識にとらわれないという事が重要だと感じていますので、今回このテーマにいたしました。

 

いきなりですけど今って、少子化ですよね。

日本の始まりを何時代からと定義するかはともかく、仮に縄文時代からと考えてみても、過去1万2千年間でみても、日本の総人口が減少傾向な現代は、歴史上初めてのことです。

 

過去の常識は一切通用せずに、誰にも答えの分からない、とても不確実性の高い社会に生きていることになるんですよね。

 

なので、仕事にしても子供達の教育にしても過去の常識が通用しなくなりつつあるという状況を理解することが大切だと感じています。

 

わずか今からわずか20年前は中学生で浪人して、もう1度高校受験をするという選択肢も多くの人の選択肢の中に入っていたと聞いています。

 

しかし今は全く違うと思います。

 

なぜかというと、高校ではなく大学すら行くのが当たり前の雰囲気の世の中に変わってしまっているからですよね。

 

高校受験の倍率が高かった10年くらい前まではギリギリで、受験をなめさせない。とか、受験というのは高いハードルであるように子どもたちに感じさせて、保護者の不安を煽って、気合いとか根性とかで頑張りを期待する。

 

みんながそんな雰囲気でいる中に、私も中学の受験の時はそこにいて、同じような体験をしてきました。

 

しかし、当時の私でも、大人の言う事は正しいし常識だけど、そうかもしれないと、頭では分かっていても、

 

何かがオカシイ。と腑に落ちずにいました。

 

しかし現代では同じ中学3年生でも、10年前の中学3年生とは驚くほど違うそうなんです。

 

今の子たちは、受験生でもテレビは見るし、ネットサーフィンをするし、音楽を聞たりと娯楽の時間が多いそうなんです。

 

その光景は、保護者からして信じられないようですが、普通に広がっているという事です。

(私もまだ自分の子供達が小さいので、その時が来たら、私もそう思ってしまうのかもしれませんが)

 

「うちの子だけ不真面目・・・」というわけではなくて、ほぼみんな同じようなことをしていて、保護者や大人たちはこの光景を見て、子ども達は自分達大人よりも劣っているように感じがちですが

 

でも、これは時代が「変化」していることによって起きている事であって、善いとか悪いとかの問題ではないんですよね。

 

むしろ私たち大人よりも子ども達の方が、時代の「変化」に敏感であると思いますし、

素直だと思うのです。

 

というのも、一見不真面目に見える子供達は家庭のことや社会のこと、自分自身のことを冷静に、常識にとらわれずに真面目に真剣に考えられていることがあったり

 

逆に、大人の言われたとおりに、言われたままに行動するいわゆるいい子は、実は何も考えていなくて表面上だけいい子を演じているという事も少なくないそうなんです。

 

今、歴史上はじめての不確実な現代社会の中で、子供達は素朴な疑問を抱いていたりするんですよね。

 

「何のために勉強するんだろう?」と。

私でさえも、勉強が好きでは無かったですし、夢も特に抱いたことがなかったので、中学、高校生の時にこの疑問を抱いていました。

 

今の勉強は、

いい会社に入るための勉強なのか??

(大企業に入社さえすれば将来安泰なんて、今の子供達は感じていません。)

 

いい大学に入るための勉強なのか??

(昔は大学に入るのが難しかったですが、今は選ばなければ誰だって大学生になれます。)

 

では、「なぜ高校に行くのか??」

 

もし、私が自分の子供達にこう質問をされたら何と答えたらいいか今はわかりません。

真剣に向き合える自信がないんですよね。

 

今までの常識では、「行くのが当たり前」だったから、そう伝えていたと思います。

 

そして、そう伝えていれば子どもたちだって高校は行くのが当たり前と思うと思います。

 

でも、高校は高等学校ですから、本来であれば中学よりも高等な学問をしに行くためのはずですが、

半数の中学生は中学生範囲の半分もしっかりと理解しないまま高校に進学していくのが現実なんですよね。

 

子供達の中で、自分の気持ちに正直な子たちは、自分にとっての答えを一生懸命に探し続けています。

 

大人のいう通りにしているかどうかは別問題であるし、

 

大人の側でさえも不確実性の高い社会での明確な答えは持っていないんですよね。

 

しかし、そんな事を考えている私も今は子供が2人いて、何の心配もなく子供達が大学へ行けるように…と、とりあえず将来のためと思って積み立てをしております。

 

今までの過去の常識や子供が生まれた時に自動的に入ってくる情報の方に敏感になってしまいがちですし、子供たちのなんのための勉強なんだろう?と思ってはいても、私のように将来のためにとなんとなく今までの常識へ戻るように、過去のレールにまたレールを繋げてしまっているような気がしています。

 

そして私が思っていることを、きっと多くの子育て中のパパママも同じような事を思ったことがあるのではないかと思います。

 

しかし、子供達はきっと

スマホやパソコンが好きな子は情報科へ、

お洋服が好きな子はファッション科へ、

看護がしたい人は看護科へ

進学を希望するだろうし、

 

その子たちの成績も、学校の序列も関係なく、こどもたちの方が時代の変化に敏感である事を理解して、

 

そういう「自由」と「責任」の時代に入った中で、従来型の常識を押し付ける様な教育が限界を迎えつつあるのは、むしろ自然な流れですし、

 

仕事でも教育でも子育てでも従来は有効であった手法も、通用しなくなりつつあると感じています。

 

高度経済成長の時代はもうとっくに終わっていて、モノや情報に溢れていますので

 

「物の時代から、愛の時代へ」

とも言われていますよね。

子ども達が反抗する時は、きっと正直であることの証拠だと思いますし、子ども達が自主性を持って勉強に取り組んで、自らの興味関心の高い分野の学びを探しながら成長して、自分の使命や夢を模索し続ける。。。

 

そういう、片方では「自由」もう片方の面では「責任」という2つ1セットの時代に既に入っているということで

 

変わらないといけないのは、子どもたちではなくて大人の古い価値観と常識なんだと改めて感じています。

 

子ども達の将来の成功や幸せを願うからこそ、私たち大人が真摯に・謙虚に時代に、子供達に、向き合っていかないといけないなと思っています。

 

私も子育てや仕事において今の時代に合っているかどうか?と言うところはアンテナを張って今後も意識し続けていきたいと思っています。

 

今回のお話がらなんらかあなたのお役に立てたということであれば嬉しいです。

 

時代の変化をキャッチする

貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当に感謝しています。

ありがとうございました!

それでは、また。

伏見ひふみ