人前で話すのが苦手な原因
白坂です、
文章のご確認、感謝しています。
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さて、
人前で話すのが苦手な原因、、、
これは簡単です。一言です。
学校教育を受けたから
学校教育というのは、人の本能を矯正しようとする教育を行っています。
だから、人は基本、何か行動をすれば失敗する方が当たり前なのに、「失敗してはいけません」と指導されます。人は基本、他人には興味・関心がないのに、「お友だちが発表している時は、静かに黙って聞きましょう」と指導されます。
こういう人の本能と逆のことを、小学校6年、中学校3年、高校3年、、、と合計で12年間も指導されていたから、人前で話すのを苦手だと感じているというだけ、です。
・頭の中に「失敗してはいけない」という観念があるから、「一字一句、正しいことを話さなければならない」と思ってしまうわけです。完璧な言葉を話さないといけないとなったら、誰だって話しにくいです。最終的には、官僚たちの国会答弁のように、事前に準備した原稿をただ・ただ読み上げるだけになります。
・頭の中に「自分が何かを話せばみんなが自分の話を聞く」という観念があるから、「いかにみんなが満足するような話をするか?」という考え方になってしまうわけです。人前で話すことのハードルを自分で勝手に上げてしまっています。自分が何かを話せばみんなが自分の話を聞いてくれたのは、学校の中だったから。先生が「お友だちが発表している時は、静かに黙って聞きましょう」」と指導していたから。社会に出たら、
誰一人として自分の話なんか聞いてくれない
・学校はクラスという閉じられた空間です。社会は地域に広がっている空間です。
・学校は教師が生徒たちみんなを強制する空間です。社会は誰もみんなを強制しません。
だから社会の中だったら、みんなが本能のままに好きに過ごしています。ゆえに、
誰一人として自分の話なんか聞いてくれない
・誰も他人の話なんか聞きたいなんて思っていません。
もし誰かが話をしていたらその他人の話なんか聞かずに、「自分の番が回ってきたら、自分は何を話そうかな・・・」と自分自身のことを考えています。
・誰も他人の歌なんか聞きたいなんて思っていません。
もし誰かが歌っているとしたらその他人の歌なんか聞かずに、「自分の番が回ってきたら、自分はどの曲を歌おうかな・・・」と自分自身のことを考えています。
・誰も他人のダンスなんか観たいなんて思っていません。
もし誰かが踊っているとしたらその他人のダンスなんか見ずに、「自分の番が回ってきたら、自分はどうやって踊ろうかな・・・」と自分自身のことを考えています。
誰一人として自分の話なんか聞いてくれないのに、いざ自分が話せばみんなが聞くと思ってしまっている
これは学校教育が与えた自意識過剰です。今の自由な現代社会、無視されるのは簡単。目立つのは恐ろしいほど難しい。たとえ、自分自身が「さすがに、これを言ったらは恥ずかしいだろう・・・」と思うようなことの100万倍、恥ずかしいことを自己開示したとしても、、、、
社会の中では何も起きない
一字一句、正しいことを話さなければならないと思っているから話すのが難しくなっているわけです。
自分が話せばみんなが聞くと思っているから話すのが難しくなっているわけです。
たとえ、どれだけ間違ったことを言ったとしても、誰も気づきもしないという現実を知っていたら話すのなんて楽勝です。どうせ自分が一生懸命に話をしても、誰も聞いていないのだから好きなことを話せばいいだけだと分かっていたら、話すことなんて楽勝です。
喫茶店だろうが居酒屋だろうが、、、至る所で人は雄弁に語っています
聞くのは難しいです。なぜなら、人は他人に興味・関心がないから。自分が興味・関心がない相手の話を辛抱強く聞くというのは、これは難しいです。しかし、話すのは簡単です。自分が今思っていること、自分が今考えていることを話すことなんて楽勝です。町中、至る所で、人は話をしています。それを、そのまま
どんな場所でもすれば良いだけ
講演だろうが、セミナーだろうが、動画の収録だろうが、、、いつも喫茶店や居酒屋でやっているように、「普通に」話せば良いだけ。どうせ99%の人は聞いていませんから。100人とかの聴衆の中で、本当に一人とか二人とかぐらいの人だけが、やや前傾姿勢で、うなづきながら話を聞いている、だけ。だったら、その自分の話を熱心に聞いてくれている
その人、たった一人を見ながら話をすれば良いだけ
「1対多」を意識するから、いつもとは違う心理的状況をわざわざ自分で作ってしまうのです。人は誰しも喫茶店や居酒屋では、「もう結構です」というくらい雄弁に語っているのですから、それをそのまま他のところでもやれば良い。自分の話を聞いてくれる、たった一人の人に対して、いつも通り、自然体で、そのまま話せば良い。話すことなんて楽勝です。
誰でも簡単に人前で話せるようになっています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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