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【ドコモ】時流に乗り株価上昇!

【ドコモ】時流に乗り株価上昇!

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【ドコモ】時流に乗り株価上昇!

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> 27日の東京株式市場でNTTドコモの株価が前日比170円(5%)高の3475円まで上昇し、約18年ぶりの高値で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大による業績下押し影響が比較的少ないとみられているうえ、外出自粛や在宅勤務で通信サービス需要が拡大するとの思惑が出ている。(2020年3月27日付『日本経済新聞』より一部引用)

 

NTTドコモの株価が、時流に乗って上昇基調へ!

今日は、NTTドコモが時流に乗り、株価が上昇というテーマです。

 

■ ドコモに好影響を及ぼす「2つの時流」

まず、この「時流」とは何かを説明します。

 

・時流①:5Gの波

「5G」の普及により、スマートフォンの通信環境が劇的によくなります。大容量を超高速で伝達することができるので、今よりも処理能力が100倍速くなります。その結果、2時間の動画を3秒でアップロードできます。

 

この「5G」がドコモに及ぼす影響を説明します。まず、顧客が「4G→5G」にプラン変更すると、「月額、約500円」程度の増収が見込まれます。

 

現在のドコモ利用契約台数は、「約7,000万台」です。極論、全ての顧客が「5G」に移行すると仮定した場合、次のような売上の増加を見込めます。

 

500円(月額追加料金)×7,000万台(契約台数)= 350億円

 

【ひと月350億円、年間で4,000億円の売上増】という可能性があるので、「5Gの波」はドコモにとってはプラスになります。

 

・時流②:テレワークの波

テレワークの「テレ」とは、「遠く」「遠隔」という意味です。ですから、「会社から遠く離れた場所で働く」というのがテレワークになります。

 

この「テレワーク導入」については、以前から「働き方改革」「生産性革命」でも推進されていましたが、今回のコロナショックの影響で、一気に加速しました。1都7県で「緊急事態宣言」が発令され、ほぼ強制的にテレワークにせざるを得ない事態になりました。

 

これは、明らかに時流です。

 

「コロナショックの影響」は、何年も続くことではありませんが、「テレワーク」という働き方は、一時的なものではなく、これから先も続くと考えられます。

 

その理由は、一度「テレワーク」を体験すると、元の働き方には戻りにくいからです。

 

それを裏付ける事例があります。2012年のロンドンオリンピック開催時に、交通機関の緩和のために、ロンドン市民はテレワークを導入しました。では、オリンピック集合後にどのようになったかと言えば、多くの市民がそのまま「テレワーク」を続けたということです。

 

このように、効率の良い、快適な働き方を体験してしまうと、元に戻ることに抵抗感があるのです。出社には、通勤時間の無駄や、満員電車に乗るストレスがあります。それらを無くすため、今後は、効率の良い働き方である「テレワーク」が、長期的に増えていく時流だと考えられます。

 

こうして、ドコモにとっては「5G」と「テレワーク」の「2つの波」がプラスの影響を及ぼしました。それにより、【ドコモはさらに伸びるのではないか?】と市場に期待され、株価の上昇につながったと考えられます。

 

今回のニュースで私たちが学ぶこと

物事に影響を及ぼしている時流が、「短期的か?」それとも 「長期的か?」を見極めることが非常に重要になります。

 

今回の「テレワーク」については、「コロナショックのような異例の状況だから、導入している」と見てしまうと「波」ではなく「短期的な出来事」になってしまいます。しかし、テレワークは、コロナショック以前から、「働き方改革」などで推進されていたことであり、「今後も長期的に続くのだ」という見方こそが、中立かつ客観的な判断になります。

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貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

(代筆:忽那里美)

 

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