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ユニクロの海外利益が急増!遂に国内を上回る。18年間の海外進出の挑戦と優良企業の見分け方

白坂です、

 

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>「ユニクロが海外で収益を拡大している。

2019年8月期の連結決算では、ユニクロ事業の海外営業利益が国内部門を上回った。主力事業の海外利益が国内を上回るのは主要小売業では初。輸出産業だけでなく、小売りやサービスなど非製造業でも海外が成長の軸になってきた。」

 

(『日本経済新聞』より一部引用)

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企業の目標は「持続的な成長」です。

 

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・企業は持続的な成長を目指している

・日本の総人口は減少している

・企業は持続的な成長を実現するために海外に進出せざるを得ない

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望むと望まざると、海外に出ざるを得ない。

それが企業の宿命だと言えます。

 

ただ、

海外に進出して、しかも成功するというのは相当に難しいのが現実です。

なぜなら、

 

・人の価値観が違う

・だから、国の文化も違う

・日本人が好むものと外国人が好むものが違う

・日本人が必要としているものと外国人が必要としているものが違う

・文化が違い、法律も違う海外で成功するのは国内だけで成功するよりも難しい

 

実際、

ユニクロが初めて海外進出したのは、2001年です。

今から18年も前です。

 

しかも、

ユニクロは2001年にイギリスに一気に10店舗を同時出店していますが、全くうまく行かずに、翌年には何と9店舗を同時に閉めて、1店舗だけに撤退したという極めて手痛い失敗から海外挑戦を始めています。

 

・10店舗中9店舗を同時に閉鎖からスタート

・失敗を分析して、改善して再挑戦

・「1勝9敗」を繰り返しながらも18年複利での成長を続け、ついに海外利益が国内利益を上回った

 

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【18年複利での成長・・・新規事業を育てるというのは、まるで「子育て」そのもの】

 

やはり、

良い企業というのは、「財務諸表」上において、極めて分かりやすい共通点があります。

すなわち、

 

・本業での利益を最大化する

・余裕資金からもたらされる余裕時間を使って、未来への成長の種を蒔く

・本業が衰退期に入る前に、蒔いていた種が実を実らせ始めている、、、

 

 

ユニクロの柳井会長は、かなり早い時期から日本国内への危機を抱いていらっしゃいました。

なので、たとえ国内で利益を得ることが出たとしても、その利益を内部留保として貯め込むのではなく、将来の成長のために海外へずっと種を蒔き続けていらっしゃったわけです。

 

投資家として着目すべき指標は、

・「本業でしっかりとした利益を出すことが出来ているか?」

・「繰越利益が年々・年々で確実に積み上がっているか?」

・「現預金を貯め込まずに、将来のさらなる成長のための再投資が行われているか?」

 

こういった、とてもシンプルな数値を確認していくだけでも、「どの企業が持続的な成長を実現する優良企業なのか?」というのは、自ずと見抜けるようになっていくものだと考えています。

 

貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。

ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

ユニクロの海外利益が国内を上回る

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