タグ別アーカイブ: AI

フリー、公開価格25%上回る

ニュース解説

白坂です、    フリー、公開価格25%上回る ・・・・・・・・・・・・・・・・・   >「中小企業向けのクラウド会計ソフトを手がけるフリーが東証マザーズに上場した。初値は売り出し価格(2000円)を500円(25%)上回る2500円だった。終値ベースの時価総額は1259億円で、今年の新規株式公開ではSansan(1634億円)に次ぐ大きさ。成長性を評価した海外投資家からの需要が旺盛だった。」 (『日本経済新聞』より一部引用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・   赤字のまま上場したフリーが、投資家たちの事前予想に反して売出価格を25%超えた価格で初値がついたというニュース。これだから、1日単位の短期的な値動きは分かりません。なので、あくまで長期的な見通しだけを解説したいと思います。   基本、 クラウド型の会計ソフトは今後の長期的には伸びます。 理由は恐ろしくシンプルで     便利だから     ・銀行 ・クレジットカード ・その他の金融サービス、、、と全てデータを自動連携できる上に、     AI(人工知能)が仕分けをどんどん学習していってくれる     最初の頃こそ、人間が個別の仕分けをチェックしていく必要がありますが、過去に人間が修正した仕分けに関してはAI(人工知能)がどんどん学習していってくれます。なので、毎月の定例で発生する勘定項目に関しては、AI(人工知能)が自動的に処理してくれることになります。人間が見なければならないのは、過去に1度も発生していない新規に関する取引のみ。     楽     今はまだクラウド型の会計ソフトの普及率が低いので、税理士の記帳代行という仕事が残っていますが、もし全企業のパソコンに入ったら、いわゆる記帳代行業者としての税理士は仕事を大きく失うことでしょう。士業は基本的にノンビリしているので、そのことに対する危機感が足りな過ぎるように感じています。   と言うことで、 税理士業界にとっては大きな脅威であるクラウド型の会計ソフトは今後で伸びていくことは容易に予想できます。市場での成長性はバッチリです。後は、     競合との関係はどうか? クラウド型の会計ソフトは、今回で上場を果たした「フリー」以外に、先に上場している企業として、「弥生会計」と「マネーフォワード」があります。この2社との競争において、果たして「フリー」は勝てるか・どうか、、、。勝負のポイントは、顧客にとって簡単に分かるような     「サービス面での付加価値を、どの企業が最も付けられるか?」     であろうと観ています。    フリー、公開価格25%上回る   貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。 ありがとうございます。 それでは、また。   白坂慎太郎   追伸1: 総再生回数:1,100万回超! 登録者数 : 28,000人超! →【大好評】YouTubeチャンネル   追伸2: メルマガやLINE@でも情報を発信しています。 ご登録頂いた方には『4つの特典教材』を無料で差し上げています。 → メルマガ登録 → LINE@登録  続きを読む

ソフトバンク、AI開発で東大と連携 200億円支援

ニュース解説

白坂です、    ソフトバンク、AI開発で東大と連携 200億円支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・   >「ソフトバンクは東京大学と共同で人工知能(AI)の研究所を設けると発表した。今後10年間で200億円規模を支援する。両者は研究成果を生かすスタートアップ企業の共同立ち上げも検討する。米国、中国に比べて遅れが目立つ日本のAI開発をてこ入れし、世界で通用する「国産AI」を育てる。」 (『日本経済新聞』より一部引用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   若い人たちというのは、本当に正直です。 最も優秀な人たちというのは、   1番お金が集まる場所に集まります   たとえば、戦後以降は「末は『博士』か『大臣』か?」、、、という言葉があったくらい、大学教授や政治家、または官僚が最も高嶺の花だった頃がありました。日本の最高学府である東大には、正真正銘で日本で1番、優秀な人たちが集まっていた時代も確かにありました。   ただ、東大に進学した後に官僚になったり・大企業に就職したりするよりも医者になった方が経済的な成功に繋がる時代になった頃から、東大そのものの魅力が低下しました。昔だったら東大を目指していたであろう優秀な人物が、東大ではなく地元の医学部に進学するという例も見られるようになったのです。そして、今、日本で1番優秀な人たちは、東大でもなければ医学部でもなく、     起業家になる     起業家に対する社会的なイメージも相当に変わりました。東大に最も優秀な人たちが集まっていた学歴社会の頃、高校中退または高校卒業とともに起業していた人たちというのは、ちょっと社会からのはみ出し者のようなイメージさえ持たれがちでした。今は、最も優秀な人が高卒または大学を中退して起業家になっているので、むしろ起業家こそが憧れの存在となりつつあります。   若ければ若いほど失うものも小さいです。そして、若ければ若いほど体験したことを活かせる期間が長いので、起業は若い人にこそ向いています。歴史上で最も資金調達もしやすい時代なので、若い人たちにとって起業するには理想的な時代です。   東大は東大なりに危機感を持っているのだと思います。だからこそ、ソフトバンクとの連携に踏み出したのだと思います。   ・ソフトバンクがお金を出して ・東大が人(研究者)を出して ・「AI研究所」からの事業を生み出す   理想的な流れとしては、 ・「AI研究所」から「AI事業」が生まれる ↓ ・「AI事業」が軌道に乗る ↓ ・「生まれたAI事業」×「ソフトバンク・ビジョン・ファンドの出資先のAI企業」との【相乗効果】を生み出す   という展開だと想定されています。   ソフトバンクグループはAI企業への投資会社としては日本一の企業です。 日本でAI研究家として第一人者である松尾豊教授を社外取締役として迎えていました。 そして、今回は日本最高学府の東大との連携を発表しました。   日本1位同士のタッグに、日本からの優秀なAI人財輩出に大きく期待しています。      ソフトバンク、AI開発で東大と連携 200億円支援   貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。 ありがとうございます。 それでは、また。   白坂慎太郎   追伸1: 総再生回数:1,100万回超! 登録者数 : 28,000人超! →【大好評】YouTubeチャンネル   追伸2: メルマガやLINE@でも情報を発信しています。 ご登録頂いた方には『4つの特典教材』を無料で差し上げています。 → メルマガ登録 → LINE@登録  続きを読む

AI(人工知能)が企業の売却先を抽出へ 日本M&Aセンター

ニュース解説

白坂です、    AI(人工知能)が企業の売却先を抽出へ 日本M&Aセンター ・・・・・・・・・・・・・・・・・   >「日本M&Aセンターは企業に合併・買収を仲介する際に人工知能(AI)を活用する仕組みを導入した。M&Aセンターは会社の売却を希望している企業に対して、買い手を紹介している。これらの企業データが直近7年間で30万件ある。さらにこれまで成立してきた2500組弱のM&Aの相性などデータをAIに分析させる。」 (『日本経済新聞』より一部引用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・   後継者不足によって、これから中小企業の大倒産時代がやって来るというネガティブな状況を逆に機会にできている日本M&Aセンター。もし100万社が倒産見込みだということであれば、潜在顧客が100万社もあるということになります。おまけに日本M&Aセンターは中小企業相手のM&Aにおいて圧倒的な1位の実績を持っているので、毎年、堅実な成長を続けている優良企業です。   さて、   このM&Aの難しさというのは、「売りたい!」「売りたい!!」と希望している企業ほど企業そのものに問題があり、本当に優良な企業というのは、逆に、他社に売りたいとは思っていないというというころにあります。   (1)もし企業を買収するのであれば、当然、良い企業を買いたい ↓ (2)しかし、本当に良い企業であれば、そもそも自社を売りたいと思っていない   (たとえ後継者がいないとは言っても、今まで数十年間を手塩にかけて育ててきた会社を安易に売りたいとは思っていない) ↓ (3)結果、何らか問題のある企業ばかりが売りに出されている   となると、企業を買う会社は究極「2択」です。 すなわち、   ・相手企業に問題があると分かっていても、極めて安価なバーゲン価格で買収するか? それとも、 ・本当に優良企業を極めて高価格で買収するか?   繰り返しになりますが、 M&A(合併・買収)は、優良企業の経営者は自社を売りたいと思っていない、ということろにあります。 たとえるならば、今まで20年近く手塩をかけて育ててきた娘を安易にお嫁に出したくない父親と似たような心境です。   「お宅の娘さんをお嫁にください!」 「そんなに簡単に言ってくれるな、、、」【感情】   という感じです。 そこに、AI(人工知能)がどのように関与するのか、、、   「お宅の娘さんと僕が結婚するとしたら、AI(人工知能)の分析によると、このような相乗効果が見込まれるので、結婚した場合は両者にとって良い結果につながる可能性が86%だと推測されています。」 「そんなに簡単に言ってくれるな、、、」【感情】   AI(人工知能)による分析によって、100万社という膨大な数から数十社まで絞り込むというスクリーニングでは効率化することができるとは思います。ただ、相乗効果が発揮される本当に良いM&A(合併・買収)が成立するか・どうかは、「最後の成婚の仲介する担当する【人】はどのような【人】か?」にかかっています。   つまり、AI(人工知能)の導入は、日本M&Aセンターにとってはネガティブな事象ではなかったとしても、差別化要因が【人】である以上、それほど大きいポジティブなニュースでもないと感じています。    AI(人工知能)が企業の売却先を抽出へ 日本M&Aセンター   貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。 ありがとうございます。 それでは、また。   白坂慎太郎   追伸1: 総再生回数:1,100万回超! 登録者数 : 27,000人超! →【大好評】YouTubeチャンネル   追伸2: メルマガやLINE@でも情報を発信しています。 ご登録頂いた方には『4つの特典教材』を無料で差し上げています。 → メルマガ登録 → LINE@登録18続きを読む

AI(人工知能)の進化で投資・資産運用はどう変わる?AI運用で理解しておいた方が良い2つの特徴

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白坂です、   ・・・・・・・・・・・・・・・・・   >「資産運用にあたって人間と人工知能(AI)が競い合う時代が訪れつつある。   野村アセットマネジメントや日興アセットマネジメントは来年にかけて新たにAIファンドを相次いで立ち上げる。人間が独自の知識や経験を基に投資判断をする「アクティブ運用」の成績に対する投資家の不満が高まるなか、データに基づくAI運用を標準装備する。」 (『日本経済新聞』より一部引用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・   大事なことは2つのことについて理解しておく必要があります。 すなわち、   ・AI(人工知能)の特徴 ・株式投資というゲームの特徴   まず AI(人工知能)の特徴です。   人工知能が外から入ってくる情報を処理するための根拠は、過去のデータです。 ・データ量が多ければ・多いほど判断の精度が上がります。 ・データの質が高ければ・高いほど判断の精度が上がります。   なので、 何か過去の延長線上のような平時に関しては、かなり高い精度の推論を行うことができます。 人間よりも圧倒的に大量の過去の事例を知っているからです。しかし、どれだけデータの量が多くても、そして、そのデータの精度が高かったとしても、その全ては過去の事例に関するものです。なので、過去に事例がない初めての事象が起きた場合は上手く判断できません。ココにAI(人工知能)の弱点があります。 そして、 もっと大事なのは、株式投資というゲームの特性です。   たとえば、 オセロ、将棋、囲碁、、、などに関して、人工知能が人間を超えたというニュースがあります。 なぜ人工知能は人間を越えることができたのでしょうか?それは、オセロ、将棋、囲碁、、、といったゲームは完全情報のゲームだからです。つまり、プレイヤーだけが知っている秘密の情報がありません。   ・自分も ・相手も ・観戦している他の全ての人たちも   全ての情報を知っています。 だから、オセロ、将棋、囲碁、、、で勝負に負けるというのは、負けた側が100%、負けにつながる悪手を指しています。自分が悪い手を指してしまったから勝負に負けてしまったわけです。こうなると、「いかにミスをしないか?」の勝負になります。   だから、人工知能が人間を超えることができたわけです。 なぜなら、正確さという点では、人工知能の方が人間よりも優れているからです。   ところが、 これが、たとえばトランプゲームのポーカーや麻雀となると話は違ってきます。   ポーカーや麻雀は完全情報での勝負ではありません。不完全情報での勝負です。 つまり、プレイヤー自身しか知らない情報があるということです。   ・自分だけが知っている情報がある ・相手は知らない   だから、 ポーカーフェイスと呼ばれるようなハッタリで勝つ場合もあります。自分の持っている手は相手の手よりも悪いにも関わらず、自信満々で勝負していたために、より良い手を持っていた相手が勝負を降りて負けてくれる場合もある、ということです。つまり、     不完全情報でのゲームには論理だけではない「心理戦」の要素が入る     では、 「株式投資というのは、どういうゲームでしょうか?」   ・将棋や囲碁のような完全情報での勝負でしょうか? それとも ・ポーカーや麻雀のような不完全情報での勝負でしょうか? もちろん、     株式投資とは不完全勝負での勝負     つまり、「心理戦」や「運」という要素が絶対に入り込みます。論理に基づいて正確に実行するだけで勝てる勝負ではありません。つまり、株式投資の世界にAIがどんどん入ってくるのは時代の流れだったとしても、AIによる運用では大きな収益を得ることはできないということです。理由は簡単です。     【リスク=リターン】だから     AI(人工知能)による運用というのは、過去のデータに基づく論理的な運用です。つまり、守り重視です。実際、現在のAI(人工知能)による運用実績は、ETF(上場投資信託)より+1%くらいです。既に10億円くらいの資産を持っているので守り重視で資産運用を行うというのであれば良い手段かもしれませんが、今から10億円の資産を築いていくのは不可能です。     もし大きなリターンを狙えるのは、大きなリスクを取れる人間による投資だけ     株式投資というのは、全世界の政治と経済の色々な不確実な情報が関係しています。 完全情報での勝負ではなく不完全情報での勝負です。だから、オセロ、将棋、囲碁、、、などとは違います。AI(人工知能)が人間に必ず勝つというようなゲームではありません。   資産を減らさないという守り重視の運用であればAI(人工知能)は人間を上回っていくでしょう。 しかし、AI(人工知能)による運用での大成功は不可能です。もし、巨万の富を築くことが出来るとしたら、     人間による株式投資によるものだけ     だと言えると思っています。   貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。 ありがとうございます。 それでは、また。   白坂慎太郎    投資でAIと人間が競う時代へ 追伸: メルマガやLINE@でも情報を発信しています。 ご登録頂いた方には特典教材(PDF200ページ以上)を無料で差し上げています。 → メルマガ登録 → LINE@登録  続きを読む

ブロックチェーンゲームが急増中!

ニュース解説

白坂です、   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >「暗号資産(仮想通貨)の基盤となるブロックチェーンを活用したオンラインゲームが急増している。仮想通貨の取引から派生した技術だけに、ゲームで獲得したアイテムなどを他の人と売買できる仕組みが備わっているのが特徴だ。従来のゲームでは利用者間のお金のやり取りはタブーだったが、新技術が状況を変えた。」     (『日本経済新聞』より一部引用)   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   【従来のゲーム】: ゲーム会社が開発→ 知的財産権者もゲーム会社→ ゲーム会社が管理   【ブロックチェーンゲーム】 匿名の人(企業)が開発→ 知的財産権者は不明→ みんなで管理(特定の管理者は不在)   ・・・・・・・・・・・・・・・・   2018年からの直近:1年半で、ブロックチェーンゲームが急増しているようです。   まだ全世界でのゲーム数が3,000本、取引金額は最大時でも約7,000万円くらいなので市場規模はまだまだ全然小さいですが、しかし、これからも大きくなり続けることが予想されます。なぜなら、ブロックチェーン技術はありとあらゆる産業で仲介業者を不要にしていくという画期的な技術だからです。ゲームの流通や管理にかかる人的経費が限りなくゼロとなっていきます。効率が極限まで良いからです。   しかも、 ブロックチェーンゲームは、全世界的な経済の発展にも貢献する可能性があります。 どういうことかと言うと、     オンライン上で創られた付加価値が、お金と交換され得るから     現在、日本はもちろん全世界的にお金が余っています。 交換の道具であるお金が、何とも交換されずに貯金され続けています。 簡単に言うと、交換したいと感じられる商品が少なくなっているということです。   ところが、 もしオンライン上でプレイヤーが創ったアイテムなどの付加価値が仮想通貨で買われるということになると、少なくてもオンライン上ではお金が循環します。   ・あるプレイヤー・・・オンラインゲーム上でアイテムなど付加価値を創る ・他のプレイヤー・・・銀行預金の一部を仮想通貨に変える。 その後、 ・アイテムが仮想通貨で売買される   従来のゲームであれば、ゲームそのものの知的所有権がゲーム会社にあったので、上記のようなプレイヤー間での取引は認められていませんでした。しかし、ブロックチェーンゲームの場合は、知的所有権者そのものが存在していませんので、プレイヤー同士での経済的取引も簡単に成立するわけです。   あるプレイヤーが創ったアイテムなどの付加価値が非常に珍しいものであった場合は、価格が異常に高騰する場合もあります。過去に1,000万円で取引されたキャラクターさえあったようです。(このことに関しては、日本に限定した話として、人の「楽に簡単に儲けたい!」という射幸心を煽る危険性があるとして「賭博に該当するのでは?」という別の議論はありますが、、、)   とは言え、   ・ゲーム業界は、基本、拡大しています。 ・特にオンラインゲームは拡大しています。 ・その中でも、今後もブロックチェーンゲームは今後も急拡大していくことが予想されます。 その流れは止められないと思います。   ブロックチェーン業界はまだ玉石混交なので、相当な勉強が必要だという前提付きではありますが、基本、ブロックチェーン関連産業は、投資対象として依然として前向きに検討され続けて良い魅力的な業界だと思っています。後は、   ・「中央集権ではない分権化というブロックチェーンの特徴が十分に活かされた構造になっているのか?」 そして何より、 ・「投資タイミングとして早過ぎないか?」、、、   などのポイントを見極めていくことが重要だと思っています。   貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。 ありがとうございます。 それでは、また。   白坂慎太郎    ブロックチェーンゲームが急増中! 追伸: メルマガやLINE@でも情報を発信しています。 ご登録頂いた方には特典教材(PDF200ページ以上)を無料で差し上げています。 → メルマガ登録 → LINE@登録  続きを読む