カテゴリー別アーカイブ: 投資

【資本主義】の本質とは?

ニュース解説

白坂です、 今回のテーマは、 「【資本主義】の本質とは?」です。 もし 興味・関心がありましたら ご視聴ください。   【資本主義】の本質とは? 今回は以上です。 本日も文章をお読みくださり感謝しています。 いつも本当にありがとうございます。 白坂慎太郎   追伸: → ブログ読者さんへの無料プレゼント続きを読む

FIREとは?

投資

白坂です、   FIREとは? FIRE(ファイアー)とは、 F:経済的 I :自立 R:引退 E:早く なので、 FIREとは、 「経済的に自立して、早く引退する」 という生き方です。 この考え方は、 昔からありました。 たとえば、 ・セミリタイア、 ・ノマド ・フリーエージェント、、、など、 どれも考え方は、 ほぼ同じだと認識しています。 要するに目指しているゴールが、 ・好きな時に ・好きな場所で ・好きな人と ・好きなことを ・好きなように ・好きなだけやれる状態を実現する ということだと 認識しています。 ただ、 厳密に言えば、 「ノマド」や「フリーエージェント」が、 「パソコン1台」「スマホ1台」だけで 好きな仕事が出来る状態を目指していたのに対して、 「セミリタイア」や「FIRE」というのは、 仕事から引退するのを目指しているという 違いがあると言えるかもしれません。 また、 「セミリタイア」が大富豪として引退する ということを目指す考え方であるのに対して、 「FIRE」は、必要最低限の生活費を 不労所得で賄う状態を目指しているという点で 厳密には違うのかもしれません。 だから、 もし、「セミリタイア」ではなく 「FIRE」を実現するとしたならば、 (1)支出を最小化する ↓ (2)貯蓄を増やす ↓ (3)貯蓄の一部を投資に回す ↓ (4)資産が増える ↓ (5)資産からの不労所得が    最小限の支出を上回る    → 【FIREの達成】 ということになります。 仮に具体的な数字を入れて 考えるならば、 もし最低生活費が年380万円であれば、 1億円の資産から年3.8%の不労所得を 得られる状態を創れたらFIREの達成。 もし最低生活費が年190万円であれば 5千万円の資産から年3.8%の不労所得を 得られる状態を創れたらFIREの達成、、、と なります。 (年3.8%で仮定しているのは、 この文章を書いている時点で、 平均だからです。つまり、 プロ投資家でなくても目指せる利回り。) FIREという生き方も、 セミリタイアやフリーエージェントなどと同じく、 アメリカ発祥の生き方。そして、アメリカでは 実際に増えています。 アメリカでFIREが増えているのは、 投資に積極的だから、ということに尽きます。 そして、アメリカでは実際にFIREが増えている。 だからこそ、 アメリカは物価高になっている ・20年4月にコロナが流行し始めた ↓ ・企業が大量の労働者を一時解雇した ↓ ・仕事をしないでも、資産からの収益だけで  生活できることに気づいた人が増えた ↓ ・コロナ後も仕事に復帰せずに  労働市場から引退した ↓ ・アメリカ企業は人手不足になり  供給網の混乱が続いている ↓ ・物価高 なので、 アメリカで今後予想されているのは、 ・人件費の高騰 ↓ ・それでも、採用できない ↓ ・企業が諦めて機械やシステムでの  自動化を進める、、、 です。 ともあれ、 FIREとは、 「経済的に自立して、早く引退する」 という生き方。 生き方に答えはありません。 選択の自由です。 単純に各個人の価値観だけ。 ただ、 かつては 「新卒一括採用」「年功序列」「終身雇用」の 実質、一択しかなかった日本にも ・フリーエージェントや ・FIREなど、 別の選択肢が増えているのは 事実であり、 ・フリーエージェントや ・FIREの人たちの 割合が着実に増えて行くのも ほぼ必然。なぜなら、 人は本能的に【自由】を求めるから ・好きな時に ・好きな場所で ・好きな人と ・好きなことを ・好きなように ・好きなだけやれる状態を実現する 仕事で実現するか、 投資で実現するか、 もしくは、「仕事」と「投資」の 組合せで実現するか、、、 いずれにしても、 アメリカだけでなく日本でも割合として 増えて行く生き方です。 人の欲求は抑えて抑えられるものでなく、 満たして満足して昇華させて行くものなので、 フリーエージェントであろうとFIREであろうと、 一生一回の人生で 『経済的自由』の【気持ち良さ】を体験して欲しいと 引き続きで 応援していきます。   FIREとは? 今回は以上です。 本日も文章をお読みくださり感謝しています。 いつも本当にありがとうございます。 白坂慎太郎   追伸: → ブログ読者さんへの無料プレゼント続きを読む

ランダムウォーク理論とは?

投資

白坂です、   ランダムウォーク理論とは? ランダムウォークとは? ランダム:不規則 ウォーク:歩く なので、 ランダムウォーク理論とは、 株価は不規則に動くので予測不可能である という理論です。 すなわち、次の瞬間の株価は、 ・上がる可能性が:50% ・下がる可能性が:50% であり、 「どちらになるか?」は予測できない、 ということです。 「株式投資=ギャンブル」であるという 根拠になっているのが、 『ランダムウォーク理論』だと言えます。 では、 この『ランダムウォーク理論』は、 どれくらい正しい理論なのでしょうか? 結論から言えば、 長期であれば・あるほど、 株価変動に規則性があるので、 ランダムウォーク理論は、正しくない。 逆に、 短期であれば・あるほど 株価変動は不規則になるので、 ランダムウォーク理論は、正しい。 ということになります。 問題は、 長期と短期の線引きです。 今回は、 いくつか線を引いてみたいと 思います。 (1)15年 (2) 5 (3) 1年 (4) 3か月 まず、 (1)15年 もし、 過去の統計からすると、 市場平均に連動する金融商品 (例:ETF(上場投資信託)を 15年以上持ち続けていた場合、 損をしている確率:ゼロ です。 つまり、 全員が投資をしていたことで 資産を増やしています。 だから、 15年以上の長期投資の場合、 ランダムウォーク理論は、 ほぼ100%正しくない、と言えます。 (2)5年 日本で最も大きな金額を運用しているのは、 GPIF(略称:年金法人)です。 要するに、 日本人が納めている年金を管理するだけでなく 運用することで、年金の元本を増やし続けている 組織です。 このGPIF(年金法人)が 運用の目安にしているのが 5年です。運用担当者が 「5年だと、『理論上の企業価値』と『時価総額』が  ほぼ・ほぼ一致している。」 と発言しています。 実際、 5年以上投資していて、含み損を抱えている 投資家は実在しているので、統計上、ほぼゼロと 言うことは言えません。 ただ、 GPIF(年金法人)の運用成績を見る限り、 国民の年金元本を、年平均:3.69%で増やし続けながら、 20年で2倍以上にしている実績から言って、 株価の動きが完全に不規則であるとは言えません。 よって、 5年で見た場合も、やはり、 ランダムウォーク理論は正しくない、 と言えます。 (3)1年 1年未満の株価は、 かなり不規則 です。 つまり、1年未満の株価を 予測することには、ほぼ意味がない。 仮に予測したとしても、まず当たりません。 もし、 予測するならば、最低、1年以上。 理由は簡単で、 株というのは企業の所有権であり、 企業は1年単位で経営しているから です。 株主総会 ↓ 取締役の選任 ↓ 取締役会が経営 ↓ 決算 ↓ 株主総会 で、1年。 ・今年の方針 ・今年の計画 ・今年の予算、、、、 基本、企業は1年単位で経営されています。 だから、1年間の計画に対して、 1年後の決算を検証することは有意義。 ただ、 株式市場には、企業の所有権としての株を 長期保有する気が最初から全くなくて、 単なる売買対象としての金融「商品」と割り切っている 「投【機】家」のお金も沢山入っています。 投【資】家の場合、 応援している企業の業績が上がれば、 ますます長期で保有し続けようと考えますが、 しかし、 投【機】家の場合、 企業の業績が上がれば、調子の良い時こそ 高値での売り時、、、と考えて売るので、 好業績の決算発表後に株価が下がる ということも起きます。 このことが、株価の不規則性を高めています。 なので、 たとえ1年後の「業績」を予測することには 意味があったとしても、1年後の株価を 予測することには意味がない。1年後の株価は、 ランダム と言わざるを得ません。 つまり、1年未満で見ると『ランダムウォーク理論』は かなり正しい、と言えます。 (4)3か月 3か月未満の株価の動きは、 100%、ランダム です。 確率50%、50%、 完全なギャンブルです。 理由は簡単で、 3か月未満は、決算発表がない期間でも 株価が動いているから です。 ・株は企業の所有権 ・業績は決算で発表される ・決算は3か月単位で発表される そもそも、 企業は3か月単位では動いていません。 株主総会も取締役の選任も1年単位。 だから、本来、決算は1年に1回発表すれば 良いのであって、3か月単位で決算発表を行う 合理的な理由はない。 にも関わらず、 実際は、3か月ごとに決算発表が 行われるのは、経営側の都合ではなく 投【機】家側の都合。 損したくない欲求が強い 投【機】家が、出来るだけ短い期間での 途中経過を知りたいから、だけ。 もし1年単位でなく、 3か月単位で、必ず数字上、業績を 伸ばし続けることが出来るならば、 とっくに世界時価総額1位のアップルを抜いています 社員100人、1千人、1万人、10万人、、、の 上場企業が動くのに3か月はあまりに短すぎる。 つまり、 3か月単位で業績の数字を上げ続けようとしたら、 別の企業をM&A(合併・買収)するなど どこか無理をし続けないといけなくなる。 そして、 当然、無理は続かない。 M&A(合併・買収)の失敗として、 後々、特別損失を発表しなければならなくなる。 もし企業経営の実態を知っていれば、 「3か月単位で業績を上げろ!」など 無謀な要求を経営陣にはしない、はず。 だから、 投【資】家にとって、3か月ごとの決算は ほとんど参考にならない。 しかも、 百歩譲って、仮に3か月単位の決算発表が 宛になる、、、としたとしても、3か月未満は その決算発表すらない であれば、 企業価値は変動しないはずなので、 時価総額も変動しないはず。 にも関わらず、 それでも、1週間や1日単位どころか、 1分単位で株価が変動するのは、 ランダム(不規則) だから。 株価変動に合理的な理由が何もない。 3か月未満においては 『ランダムウォーク理論』は、 100%、正しいと言える。 すると、 もしかしたら反論が聞こえてくる可能性もある。 すなわち、 たとえ3か月未満だったとしても、、、 ・「A:日々のニュースで判断できる」 ・「B:チャートで判断できる」 という反論である。 この2つについても検証しておく。 まず、 「A:日々のニュースで判断できる」という反論。 この場合は、 基本中の基本が何も分かっていない。 すなわち、 ・ニュースは原因ではなく結果 ・ニュースは原因ではなく結果 ・ニュースは原因ではなく結果 ニュースが報じられたから 株価が上がったり下がったりするのではない。 逆。 株価が上がったり下がったりした結果に メディアがニュースとこじ付けている、だけ。 まず、 株価がランダムで変動する。 すると、メディアは、その株価の変動と 関係が【ありそう】なニュースをこじ付ける。 要するに、 ニュースは、原因と結果を表すものではなく、 単に、 同時期に起きた「相関」を表しているだけ。 たとえば、 「水難事故が起きた」という結果があって、 「その原因は?」と探っていたところ、 ちょうど同じ時期に、「アイスクリームの売上が伸びていた」 というニュースがあったら、 「水難事故の原因は、  アイスクリーム売上が増えていたから」 とこじ付けているのと同じ。 アイスクリームの売上が上がったから 水難事故が起きたわけではない。 本当の原因は別にある。 夏だったから たとえば、 GPIF(年金法人)のような最も大きなお金を 動かしている組織は、ニュースが出るたびに、 株を売ったり・買ったりはしていないのである。 ニュースは株価変動の結果。 原因ではない。 水難事故とアイスクリームの裏に、 本当の原因:「夏」が存在してたように、 株価の変動要因には、ニュース【以外】の 真の原因がある。 ニュースを参考に株式投資をしている 投【機】家がいるのは事実。 ただ、 本人がニュースを参考にするのは自由でも、 株価変動がランダムではないことの 証明には全くならない。 そして、 もう1つ、、、 「B:チャートで判断できる」 これも、因果関係が逆。 チャートで判断できるから 株価変動が規則正しいのではなく、 株価変動がランダムだからこそチャートを参考にしている もし、 株価変動がランダムではなく、 規則正しいのであれば、チャートではなく 理論上の法則によって株価予測をしているはず。 しかし、 3か月未満の株価変動は、 100%ランダムだからこそ、 統計結果であるチャートを参考にしている ランダムだからこそ法則がない。 だから、統計を参考にしている。 チャートが日々の売買の 参考にされていることは確か。 だから、チャートが株価を 動かしている要因の 1つあることも確か。 だったら、 3か月未満の株価変動も、チャートによって 予測が出来る、、、となりそうだが、 残念ながらならない。なぜなら、 チャートを元に動いている巨額のお金は AI(人工知能)による自動執行だから つまり ニュースと同じ。 チャートが「この形だからAI(人工知能)は 買ったのだろう」と【事後】的に推測することは 可能だとしても、 チャートがこの形になったら株価は上がると 【事前】に予測することは出来ない。 たとえば、将棋。 今や、将棋において、 人間よりもAI(人工知能)の方が強い。 だから、 今や、現役の名人でさえ、 「なぜAI(人工知能)は、この手を『最善手』だと 指摘しているのだろう?」と【事後】的に検証している。 つまり、 人間が「最善手」を事前に予測できているのではなく、 AIが予測した「最善手」を【事後】的に検証することしか 出来ていない。 これは、 チャートを判断基準にした株式投資も、全く同じ。 もし 将棋で人間がAI(人工知能)に勝てないのであれば、 チャートでも人間はAI(人工知能)には勝てない。 ウォール街の投資銀行が、 どれほどのAI(人工知能)でチャートを元にした 自動売買を行なっているのかを知れば、 勝負する気すら起こらない。 ・「いくらを利益確定額にした方が良いか?」 ・「いくらを損切り確定額にした方が良いか?」 ・「そもそも何日の移動平均線を採用した方が良いか?」、、、を 大容量のデータから超高速で計算し続けている AI(人工知能)に対して、人間がチャート分析で 勝負するというのは、文字通り 「竹槍」で「B29」に戦いを挑もうとしているもの 負けるべくして負ける。 つまり、人間が出来るのは、 AI(人工知能)を上回る「最善手」を事前に 発見することではなく、 AI(人工知能)が出した結果から【事後】的に 検証することしか出来ない だから、 人間にとっては、3か月未満の株価変動は 事前には予測できない世界なのであって、 人間にとっては完全にランダムなのである。 まとめると、 ・15年以上の株価変動は、ほぼ100%規則的 ・ 5年以上の株価変動も、かなり規則的 なので、 5年以上の株価変動において 『ランダムウォーク理論』は、正しくない。 逆に、 ・1年未満の株価変動は、かなり不規則 ・3か月未満の株価変動は、ほぼ100%不規則 よって、 1年未満の株価変動において 『ランダムウォーク理論』は、正しい だから、 >「1年で株価が上がった!」というのは、 たまたま、上がった、ということで、 >「1年で株価が下がった!」というのも たまたま、下がった、ということ。 どちらにしても、 マグレ なのである。 だから、 1年未満の短期での刺激が欲しい場合は、 ギャンブルだと割り切って、自己責任で 投【機】に参加すればよいのかもしれない。 しかし、 5年以上の長期で、「企業価値」に注目して 真面目に投【資】をしたい場合は、 『ランダムウォーク理論』は無視で良い ということです。   ランダムウォーク理論とは? 今回は以上です。 本日も文章をお読みくださり感謝しています。 いつも本当にありがとうございます。 白坂慎太郎   追伸: → ブログ読者さんへの無料プレゼント続きを読む

リスクとは何か?

投資

白坂です、   リスクとは何か? リスクというカタカナは、 色々な意味で解釈されています。 たとえば、 (1) リスクとは危険性。 だから、 ・危険なものはリスクが高い ・安全なものはリスクが低い (2) リスクとは変動幅 だから、 ・変動幅が大きいのはリスクが高い ・変動幅が小さいのはリスクが小さい (3) リスクとは不確実性。 だから、 ・不確実なものはリスクが高い ・確実なものはリスクが低い、、、 このように、 リスクというカタカナは 色々な言葉として解釈されます。 では、 リスクの本質は何なのでしょうか? 「何がリスクの大元になって いるのでしょうか?」 リスクの根源になっているのは、 【時間】 つまり、 ・短い時間はリスクが小さい ・長い時間はリスクが大きい この 【時間】こそがリスクの本質。 たとえば、 銀行。 銀行の事業構造は ・預金金利と ・貸出金利の ・金利差で収益を得る です。 なぜ 「預金者に支払う金利」と 「貸出者から受け取る金利」に 差があるのでしょうか?簡単です。 時間の差 銀行は預金者からお金を借りています。 しかし、預金者自身は、銀行に対して 長期でお金を貸しているという感覚は ありません。なぜなら、 引出したい時は、いつでも引き出せるから 極論、 毎日、引き出そうと思えば引き出せます。 だから、 預金者は事実上、銀行にお金を貸していますが、 貸し手である預金者は長期でお金を貸している 感覚はありません。 預金者が採っているリスクは、 1日・1週間、1か月、、、というリスクであり、 10年・20年・30年、、、というリスクを 採っているわけではありません。 なので、 個人が銀行に預金という形でお金を貸しているのは、 あくまで「短期貸付」です。 一方、 銀行が企業にお金を貸したり、 個人に住宅ローンなどで融資したりするのは、 10年・20年・30年、、、単位です。 つまり、 銀行は、10年・20年・30年、、、 という 【時間】というリスクを採っています。 たとえば、 銀行が10年で貸す1,000万円は、 10年後はインフレやデフレなどで 価値が変わっているかもしれません。 もしかしたら、 10年後に1,000万円全額を 返済してもらえていないかもしれません。 銀行は長期というリスクを採っています。 だから貸出金利は高い。つまり、 リスクの本質は【時間】の長さ だということです。 全く同じ結論のことを、 もう1例:「働き方」で考えてみましょう。 世の中には、 ・時給で働く人もいます。 ・日給で働く人もいます。 ・月給で働く人もいます。 ・年棒で働く人もいます。 ・生涯資産で働く人もいます。 ・時給で働いている方が  採っているリスクは1時間です。 >「1時間、働きました。   だから、1時間分の賃金をください。」 働く人が違ったとして、 結果の差が大きく出るでしょうか? ほとんど出ません。 どれほど才能があって、 実力がある人だったとしても、 1時間で出来ることというのは たかが知れています。 もし、 勝負が1時間勝負だったら、 誰がやっても、ほぼ同じ結果が出ます。 時給という 採っているリスクが1時間単位の場合、 他の給与体系に比べて、やはり得られる 報酬は小さくなります。 日給であれば、 1日という【時間】のリスクを採っています。 月給であれば 1か月という【時間】のリスクを採っています。 年棒であれば 1年という【時間】のリスクを採っています、、、 長い期間になれば・なるほど どうなるでしょうか? 当然、 結果の差も大きくなります。 仮に、 時給で働いていた2人が、1時間後の成果としては ほとんど同じ成果しか得られていなかっとしても、 いざ年棒で働いたら、1年後の成果には 大きな結果の差が出ているかもしれません。 理由は簡単で、1時間で出来ることは たかが知れていたとしても、 1年だったら、結構なことがやれている から、です。 言うまでもなく、 10年であれば大差です 1時間ごと、、、であれば、 ・危険は少なく ・結果の振れ幅も小さく ・不確実性も小さい。だから 得られるリターンも、当然、小さい。 10年ごと、、、であれば、 ・危険は大きく ・結果の振れ幅も大きく ・不確実性も大きい。だから 得られるリターンも、当然、大きい。 もし、 リスクの本質中の本質が 【時間の長さ】だということが 腑に落とせたとしたら、 短い時間での無理な要求はしなくなる たとえば、 生まれたばかりの赤ちゃんは、 1年間で、とんでもなく成長します。 ・首が座って ・寝返りが出来るようになって ・ズリバイが出来るようになって ・つかまり立ちが出来るようになって ・立って、 ・歩いて、 ・言葉を話し始めます。 しかし、 1年かかるものはかかります。 たとえ、どれほど才能がある子だったとしても、 どれほど優れた教育方法だったとしても、 1年を半年、半年を3か月、3か月を1か月、、、に 短縮していくことは出来ません。 昨日の赤ちゃんと、 今日の赤ちゃんであれば、 外見上の違いは、ほとんど気づけないほど 本当に微差です。 1年後の赤ちゃんに期待できることを 明日の赤ちゃんに期待することは出来ない。 このように、 もしリスクの本質が【時間の長さ】だと 本当に腑に落とせたとしたら、 ローリスク=ハイリターンという 都合の良いことは考えない。 短い時間しかかけないけれど、 大きな成果を上げられるなど幻想。 たとえ、 ギャンブル的なものに一時的に勝てたとしても、 マグレは2度・3度、、、と続かない。 いずれ、勝ったり・負けたり、、、となり トータルでは、ちゃんと、投じた時間に 見合うリターンに落ち着いている。 リスクとは【時間の長さ】 もし、 大きなリターンを期待するならば、 最初から、長い時間を投じるつもりでいること。 ・土地を耕し ・水を引き入れ ・田植えをし、 ・草刈りや害虫駆除などの管理をしながら ・秋の収穫まで、かけるべき時間をかける 短い時間単位で効率よくリターンを 求め続けるのは、結局、ずっと時給単位で 働き続けるのと同じ。 投じている時間が短いということは、 採っているリスクが小さいということなので、 当然、得られるリターンも小さくなる。 本質は、 いつもシンプル。 リスクとは【時間の長さ】 大きなリターンを期待できるのは、 長い時間を投じた場合だけ。 つまり、得られる結果というのは、 「どれくらい先のために、何をやっているのか?」 に尽きる、 ということです。   リスクとは何か? 今回は以上です。 本日も文章をお読みくださり感謝しています。 いつも本当にありがとうございます。 白坂慎太郎   追伸: → ブログ読者さんへの無料プレゼント続きを読む