読解力で過去最低の15位に後退
白坂です、
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>「経済協力開発機構は世界79カ国の15歳約60万人の生徒を対象に行った学習到達度調査の結果を公表した。日本は読解力で前回調査の8位から過去最低の15位に後退した。」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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こういうニュースがあった場合、
(1)「昔の日本人には読解力があった」
↓
(2)「今の子どもたちの読解力が低下している」
↓
(3)「だから、子どもたちの読解力を向上させなければならない!」
という論理になりがち、です。
いわゆる、「今時の若い者は、、、」という解釈の仕方です。
この「今時の若い者は、、、」という論理は、何と3,000年前のエジブト文明の頃からあったそうです。過去の記憶はどんどん美化されていきますから、昔の人たちの良かった部分だけ覚えていて、今の子どもたちの劣っている部分にだけ焦点が当たるからこその論理なのだと思っています。実際は、
後から出てくる子どもたち世代の方が優秀に決まっている
もし読解力が低下しているというのであれば、それは簡単。
子どもたちはいつの時代も正直だから。読解力がないというのは文章の読み手側の問題なのではなく、発信者側の問題。
発信者の文章が分かりにくい
要するに、
・読み手である子どもたち側の問題ではなく、
・発信者である大人側の問題
コミュニケーションが成立するか・どうかは「受け手」が決めます。
もし、読み手が分からないというのであれば、それは「発信者の文章が分かりにくいから」という発信者側の問題です。
昔は、年功序列の風潮が強かったので、仮に分かりにくい文章だったとしても、子どもたちは従順に分かりにくい文章を何とか一生懸命に読み解こうと努力していたのかもしれません。しかし、今は以前ほど年功序列の風潮は強くありません。だから、「分からないものは分からない」と正直に言えるようになった。
・本は分かりにくいから読まない
・新聞は分かりにくいから読まない
・雑誌は分かりにくいから読まない、、、
結果、
本・新聞・雑誌、、、の発行部数は軒並み下がっています。
それは読解力が低下している若い世代のせいではなく、それだけ相手に分かりやすい文章を書ける人が少ないというだけのこと。
逆に、
・写真
・動画
・ゲーム、、、
などが伸びているのは、分かりやすいから。
だから昔の年長者がいう読解力などが特になかったとしても、理解することが出来るから。
そして、
昔の人たちが出来なかったことが、今の子どもたちは簡単に出来る
・パソコンを使いこなし、
・スマホを使いこなし、
・自分たちでゲームを創れるようにもなっている
もちろん近い将来は、
AI(人工知能)さえも便利な道具として使いこなしている
「今時の若い者は、、、」的な考え方があると、
(1)「昔の日本人には読解力があった」
↓
(2)「今の子どもたちの読解力が低下している」
↓
(3)「だから、子どもたちの読解力を向上させなければならない!」
という発想になりがち、です。
いわゆる昔の人たちが持っていたのかもしれない読解力なんて、今や必要なくなっているのです。
要するに、
必要な時に・必要な知識を・「どうやって使えるのか?」さえ知っていればいい
・パソコンではコレが出来て、
・スマホではコレが出来て、
・AI(人工知能)ではコレが出来て、、、ということさえ知っていれば、何も難解な文章なんか読み解けなかったとしても全然、大丈夫。むしろ今から伸び続けていく事業というのは、難解な文書への読解力なんかなくても使える
「便利」で「楽しい」商品を提供するビジネスです。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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