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コペルニクス的転回とは?

 

白坂です、

 

文章のご確認、感謝しています。

ありがとうございます。

 

まず、

 

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さて、

 

コペルニクス的転回とは?

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「コペルニクス的転回とは?」

>「物事の見方が180度変わってしまう事を比喩した言葉。」

 

(ウィキペディアより一部引用)

 

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今回は、以下の流れで理解していっていただきたいと思います。

すなわち、

 

(1)元祖:コペルニクスの転回

(2)コペルニクス【的】転回

(3)現代におけるコペルニクス【的】転回の応用

 

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まず、

「(1)元祖:コペルニクスの転回」です。

 

コペルニクス以前は「地球中心主義」が常識でした。

この宇宙の中心は地球であって、その中心の地球から見て太陽が周っているという考え方が当然だと考えられていました。

 

なぜなら、人間の感覚からすると地球は止まっていて太陽が動いているように感じられるからです。そして、キリスト教の聖書における「天地創造」の記述からも、地球が中心であると解釈する方が自然だったからです。

 

しかし、コペルニックスは、中心は地球ではなく太陽であるという「太陽中心主義」を提唱しました。

今までの常識を180度、ひっくり返したわけです。これが、「元祖:コペルニクスの転回」です。

 

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次に「(2)コペルニクス【的】転回」についてです。

 

これは、哲学者のカントが、自分の哲学について語った言葉を元にしています。

どういうことでしょうか?

 

カント以前の哲学では、「経験主義」と「合理主義」が対立していました。

 

【経験主義】:

過去から現在における経験を積み上げていくことで法則を見出そうとする考え方。

 

例:

・「Aさんは98才で亡くなった」

・「Bさんは87才で亡くなった」

・「Cさんは94才で亡くなった」、、、、

法則:

「人間は100才までに亡くなる」

 

一方、

 

【合理主義】:

理論を重視して、理論から逆算して結論を見出そうとする考え方

 

例:

・「人は、100才までに亡くなる」(大前提)

・「Dさんは、人である」(小前提)

・「よって、Dさんお100才までに亡くなる」(結論)

 

要するに、

「経験主義」と「合理主義」の対立というのは、「過去からの経験が大事だ!」という主張と「理論上の一般法則が大事だ!」」という対立だったと言えます。「経験から結論を出した方が正しいのか?」それとも「理論家ら結論を出した方が正しいのか?」ということを哲学者同士で争っていたということになります。

 

そこに、前述のカントが出てきたわけです。

そして、「『経験が大事だ』とか、『理論が大事だ』ということが問題なのではなく、そもそも

 

 

人間の認識能力そのものが問題なんじゃないですか?」

 

 

と本質をついた疑問を呈したわけです。

これが「コペルニクス【的】転回」です。

 

カント以前は、人間の認識能力は十分だという前提で、「経験が大事なのか?」「理論が大事なのか?」を争っていたわけです。しかし、カントは、「経験をしている人間の認識能力に欠点がある。理論を作っている人間の認識能力に欠点がある。認識能力に欠点がある人間の経験と理論のどちらが大事なのかではなく、『そもそも、人間はどのように社会を認識しているのか?』こそが大事なのではないか?」と提唱しました。

 

カント以前は、「人間には目があるので『あるがまま』が見えていて、耳があるので『あるがまま』が聞こえている」というのが大前提だったので、『人間の「経験」か「理論」のどちらの方が良い結論を導くのか?』」に焦点が当たっていました。

 

しかし、カントは人間はそもそも『あるがまま』が見えていないということに気づいたわけです。人間は、一人一人が「自分が見えたいものを見て、聞きたいものを聞いている」ということを問題にしたわけです。

 

認識が歪んでいる人間がやっているのであれば、「経験」も「理論」もどちらも絶対的に当てにならないのだから、まずは、そもそもの「人間の認識能力を問題にすべきでは?」と言ったわけです。これがカントの「コペルニクス【的】転回」です。

 

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「コペルニクス的転回とは?」

>「物事の見方が180度変わってしまう事を比喩した言葉。」

 

(ウィキペディアより一部引用)

 

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そして、本題です。

「(3)現代におけるコペルニクス【的】転回の応用」です。「わたしたちは、この『コペルニクス【的】転回』を日々の経営にどのように活かしていけば良いのでしょうか?」結論から言うと、

 

 

「製品中心主義」から「顧客中心主義」への転回が結果を大きく変える

 

 

過去20世紀の常識は、売り手視点だったわけです。

つまり、

 

(1)企業は製品を作る

(2)製品を届ける流通網を整える

(3)顧客に販売する

 

でした。

『製品中心主義』において、「もし製品の売れ行きが良くなかった場合は、どのように考えていたでしょうか?」それは、

 

 

売れていないということは製品が良くないということだから、もっと良い製品を作らなければならない

 

 

「なぜでしょうか?」簡単です。経営の成果を決めるものは、「製品」だと考えていたからです。

・製品が良ければ売れる

・売れていないというのは製品が良くないからだ

というのが常識だったからです。

 

・売れていない。もっと良い製品を作ろう

・売れていない。もっと良い製品を作ろう

・売れていない。もっと良い製品を作ろう、、、

 

結果、過去20世紀に成功した企業であれば・あるほど「製品中心主義」という物の見方から抜けることができずに苦戦し続けることになります。「コペルニクス【的】転回」が必要なわけです。すなわち、

 

 

「そもそも、そんなに高性能の製品を誰が欲しがっているのですか?」

 

 

たしかに、製品は高性能。1つの機械でいろいろなことが出来る。しかし、その機械を使いこなすには100ページ以上もの分厚い説明書を読まなければならない。おまけにその説明書には専門用語がたくさん出て来ているので、ものの10ページも読む気にならない。もし結果を変えたいのであれば物の見方を変えなければなりません。すなわち、

 

【従来】

企業→製品→顧客

「コペルニクス【的】転回」

【これから】

顧客→必要→企業

 

 

もし製品が売れていないとしたら、その理由はただ1つ。

それは、そもそも顧客から必要とされていないから。

たとえどれほど高性能だったとしても、必要とされていない物は売れない。

 

もし200万画素で十分に綺麗な写真が撮れるのであれば、必ずしも300万画素のカメラに買い換えなければならない動機がない。なぜなら、お客様は必ずしもプロのカメラマンになりたいわけではないから。

 

 

思い出を気軽に残したいだけ、だから

 

 

もし、

・売れていない。もっと良い製品を作ろう

・売れていない。もっと良い製品を作ろう

・売れていない。もっと良い製品を作ろう、、、

 

という思考に入ってしまったら地獄です。頑張っているのに売れないから1番苦しい。

問わなければならないのは、「どうやったらもっと良い製品を作れるか?」ではなくて、

 

 

「今、この瞬間、何が求められているのか?」

 

 

・求められていないから売れない

・求められているから売れる

 

ただ、それだけ。

人の欲求にも悩みにもキリがありません。無限です。

つまり、解決しなければならない問題は山ほどあります。

顧客が今、この瞬間に抱えている課題を1つ・1つ解決し続ける度に企業はお金を受け取り続けることが出来ます。

 

問わなければならないのは「どうすれば、もっと良い製品を作れるか?」ではなく、「そもそも、その製品は今、求められているのか?」変えるべきは「物の見方」。企業側から製品を見るのではなく、顧客側から問題を見る。大事なのは、「製品中心主義」から「顧客中心主義」へと「コペルニクス【的】転回」を図ること。転回することができたならば、今までと同じ努力で、

 

 

圧倒的に大きな結果を出せるようになっていきます

 

 

コペルニクス的転回とは?

 

貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

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