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【今更聞けない⁉️ミニマリストとは?シンプルで豊かに暮らす方法】
「ミニマリストになると~」とか「断捨離をすると時間に余裕が生まれて、集中力があがる」といわれていて多くの方が実際にモノを大量に捨てたりした経験があるのではないかなと思うのですが、この断捨離とミニマリストとの違いってご存知ですか??
知らない人も意外と多いと思うのですが、断捨離って元々は「山下ひでこさん」と言う女性作家が本の中で作った造語なので、辞書で引いても出てこない言葉なんです。
そんな発案者の山下さんは、断・捨・離の言葉の意味をこう言っているんです。
「断つ」不必要なものを増やさない。
「捨てる」不用な物を処分する。
「離れる」物へ執着しない。
というように言っており、単に物を捨てるだけが断捨離ではないという事を言っています。
不要な「物」を増やさないことを心がけて、物自体への執着心を無くして初めて、断捨離と呼べるかと思いますので「断捨離=物に対する欲求をコントロールすること」だと言い換えられると思います。
ミニマリストという言葉も断捨離と同じように必要最低限のもので生活している人を指す言葉なんですよね。
ミニマリストって最小限のことしかしない。とか、最低限の必要なものしか持たない「人」という意味なので
物だけではなくて、その人が取る行動が必要最小限であればミニマリストになるという事なんですよね。
なので、「ミニマリスト=最小限の労力と物で生活を行うこと」だと言い換えられると思っています。
断捨離は「物に対する向き合い方」で、ミニマリストは「生活スタイル」を表す言葉だと私が認識しているのですが
今回さらに話を掘り下げて…
「ミニマリスト」にとって鍵となるのは「ミニマリズム」なのですが、ミニマリズムって「最小の」とか「必要最小限の」ということなので、「自分にとっての必要最小限」を把握しているのがミニマリストという事なんです。
スティーブ・ジョブズがコーディネイトに悩む時間を「最小限」にするために、毎日同じ服を着ていたというのは有名な話だと思いますし
女優の沢尻エリカさんの元旦那さんの高城剛さんは世界中を飛び回るために、持ち物をキャリケース1つだけにして「最小限」にしていたりするんですよね。
なので「ミニマリスト=持ち物が少ない人」と言うイメージが強いのですが、たしかに物は減らせば減らすほど良いと思うのですが
ただ単に物を減らして・減らして「持ち物の数が少ない人」になるのが本来のミニマリストでは無くて、
メンタリストのDaiGoさん自身もミニマリストを名乗っているのですが、DaiGoさんの部屋って、天井まで届くほどの本棚に入りきらないほどの大量の本があって
その部屋の画像だけを見たら、物が捨てられない人に見えてしまうかと思うのですが、DaiGoさんは毎日10冊以上の本を読んでいて、DaiGoさんが掲げる人生の目的は「知識の最大化」なので
部屋には本当に大量の本があるのですが、その本達はDaiGoさんの人生には必要不可欠な物だと思いますし
本以外の持ち物は徹底的に少なくしているそうなんです。
本以外の持ち物を出来るだけ少なくして、限られた時間で読書に集中できる環境というのを整えている。ということなんですよね。
なので、何を「最小限」にするかは人それぞれだと思いますし、物理的に持ち物が多かったとしても、人それぞれで「最小限」になる物の数は違ってきますし、ミニマリストの本質は「物を減らすことで迷う時間を減らす、大切なものに集中する」という事なので、ただ単に物を減らせば良いいうわけではなくて、意味のある断捨離をする必要があるんだと私 個人的には思っています。
なので「物を減らせばうまく行く、とか、幸せになれる」と言うのではなくて、捨てること自体を目的にしてしまうのはミニマリストとしては本末転倒なんですよね。
ミニマリストというのは捨てること自体を目的にしているのではなくて「捨てることでどんな良い影響があるのか」というのを考えられる人たちなので、ミニマリストになれると、判断力が上がって今するべき大切なことを見抜ける力が付くんだと思っています。
やはり物を多く持ちすぎると「あれもして、これもして、これをこういう風にしたいな」というように選択肢が多い分悩む時間も考える時間も増えてしまうので、脳は1日に使える消費カロリーが限られているので考えれば考えるほど脳が疲れてしまうんですよね。
人間は1日のうちに下せる判断の量が決まっていますので、ただでさえ人は朝起きてから9000回もの取捨選択を繰り返して生きているので、朝起きて着る服を選んだり、朝ごはんは何を食べようか悩んだり、お昼ご飯に悩んだり、隙間時間にネットサーフィンをして欲しいものを探して悩んだり、
本当に毎日取捨選択の回数が多くて、それが改善がされれば良いと思うのですが、今の時代情報にも溢れてものにも溢れて物質的にもとても豊かなので難しいと思うのですが、取捨選択の回数が減っていかなければ人間の持つ判断力はどんどん落ちていくんじゃないのかなと思うんです。
なので、自分には必要ないものを見極めたり、多くの選択肢を削ぎ落とすことで、判断力の低下を防ぐことができると思っていますし、自分にとって本当に大切なものが見えてくると思っています。
私の場合は一昨年の12月にマイホームに移ったのですが、結婚するときに実家を出て、マイホームが完成した時にアパートを出てというように、2回の引っ越しを経験する事で本当に必要な物とそうでないものの選別を嫌でもしなくてはならない機会がありましたし、環境の変化と引っ越しとともに そのタイミングで子供を一人ずつ授かったので、心境にも変化があって、限られた時間をどう使いたいかが見えてきたところがありまして、少しずつですがミニマリストになっていけたかなと思っています。
とは言ってもテーブルの上にパソコンしかないというミニマリストの方と私は全然違いますので、自称ミニマリストというような私ですが(参考までに、我が家のリビングの写真載せますね)
私が自称ミニマリストになって実感しているメリットをご紹介したいと思います。
まず1つ目は 時間が節約できるという事です。
やはりものが少ない分、無駄な労力とか時間を削減することが出来るなと感じています。
例えば掃除の時、物が少ない生活を送っていると、床が広くなりますので掃除機をかけるのも楽ですし、探し物をする時間が無くなります。また、買い物をする前にストックの確認が楽になります。「あの予備はまだあったかな?」というふうに悩まなくて済んだりします。
2つ目が、生活の質が上がるという事です。
持ち物をできる限り少なくしようと心がけていると、自然と1つ1つの物に対してこだわるようになるんですよね。少ない持ち物で暮らしていると、自然と「量よりも質」という考えが強くなってきますので、単純にお気に入りのものに囲まれて生活が出来るのはシンプルに気持ち良いなと感じています。
3つ目が、使うべきところにお金も時間も使えるようになる。という事です。
私の場合は今子育て真っ盛りなので、自分の労力と時間とお金を費やしたいのは子供達なのですが、その子供達に時間もお金をかけられているかなと思っています。個人的には沢山の思い出作りをしたいという夢がありますので、限られた時間やお金をどうやってそこに集中させていくかという計画を立てていますし、使うべきところが明白になっている感覚があります。
という事で、【今更聞けない⁉️ミニマリストとは⁇シンプルで豊かに暮らす方法】というお話でしたが、
私の経験からも思うのですが生活を豊かにするにはある程度モノを手放す必要があるのかなと思っています。
シンプルな生活をして、モノを減らして選択肢を少なくしていくことで 余計な時間を減らして本当に必要なものに囲まれて、本当に大切なことに時間もお金も費やして、より良い快適な暮らしが出来るのではないかなと感じていますので、時間が足りないとか、集中できないというような方に少しでもお役立ちな情報になりましたら幸いです。
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追伸です。
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それでは、また。
伏見ひふみ