自分を好きになる 2【伏見ひふみ】
こんにちは、伏見です
文章をご確認くださいまして、感謝しています。
ありがとうございます。
前の動画で自分を好きになる=自己肯定感を高める事だというお話をしました。
今回は、自分を好きになるの2という事で、前回のテーマの続きを書いていきたいと思います。
ここでは、主に子供たちに対しての接し方を伝えていきますが、私自身も、この「自分を好きになる」という学びを深めて自分で自分の価値を認めていきたいですし、この文章を確認してくださるあなたに、あなたの価値というものも、見出せていただけたり感じていただけたら嬉しく思います。
「自分を好きになる事=自己肯定感を高めるという事」
実際私が先日、育児心理士さんのお話を聞いてきたのですが、伝え方一つで子供達の心に大きな変化を与えるというお話を聞き、このお話は子供達に限らず、職場であったり身近にいる全ての年齢の方に共通する考え方・伝え方でもあるなとすごく納得をしたのでお伝えしていきたいと思います。
【自己肯定感を高めてあげる事】というのは「途中過程を認めてあげる」ことだそうです。
「結果だけを評価する」のではなく、「途中過程そのものを認めてあげる」と、相手に「自分のことをよくわかってくれているな」と、喜びを感じてもらえるそうです。
【褒める時の基本】
良い悪い、ではなく感謝を伝えることも大切。
例えば「よくできたね」と結果を抽象的に評価するよりも、結果の良し悪しに関わらず、「~してくれて、ありがとう」と伝えると、自分の気持ちに対して理解をしてくれた。と思えますよね。
そして「もっと頑張ってね」と声をかけるよりも、「頑張ってるね」と、すでにしている頑張りを認めてあげると気持ちが救われると思います。
私自身も、こんな風に言葉かけをしてもらえたらやっぱり嬉しいです。
「短所をおだてるよりも、長所を認めてあげること」
私がやりがちなのですが、やって欲しいことをやらせるために「〇〇できたね!すごいね!」という、いわゆる「おだてる」には、注意が必要で「苦手なこと」ができたとき、こんな風に「すごいね!」とオーバーに褒められてしまったら、子供はもちろん嬉しく感じると思うと思いますし、苦手を克服するきっかけになることもあると思います。
でも、苦手なことを「おだてて、やらせてしまう」を繰り返し・繰り返していると、子どもは「褒められるからやる」逆を言えば、「褒められなければやらない」という考えにもなってしまうそうです。
そして「褒められるためにやらなきゃ」という思考になっていった時、「自分が本当にやりたいことは一体何なのか」が分からなくなってしまうというのです。
きっと、子供達が一番嬉しいのは、自分がやりたい!と思ってやったことを、認めてもらえることだと思います。
子供達が得意なことや、自分から進んでやった時こそ、思いっきり褒めてあげたいなと思いました。
例えば、パパは一緒にキャッチボールをしたいのに、子どもはお絵描きばかりしている。といったときに、パパにとっては何が面白いか分からないことでも、子どもが自ら進んでやっているのであれば、その子はそれが心から楽しいと思える事であり、絵を描くことに才能があるかもしれません。
そんなときに、「キャッチボールをやろうよ!上手に投げれてすごい!」と、おだてるのではなく、子供が好きな絵を描くことを認めて、褒めてあげられると、その方が純粋に嬉しいだろうなと思いますし、子どもの自己肯定感を高めさせるだけでなく、その子の才能をも開花させることにつながるそうです。
【叱る時の基本】
自己肯定感の大切さを踏まえた叱り方の基本は、褒めることと逆。
「叱る」とは「正しい行動を教える」ということなので、叱る時に注意したいのが、気持ちという過程は否定しないで、正しい行動である結果を教えていく。そうです。
たとえば、おもちゃの取り合いをして、叩いてしまった時に、理由も聞かずに、「喧嘩をしたら、ダメだよ!」と叱ってしまうと、「どうして喧嘩したのか」「どこに・何に怒ったのか」という、その子の気持ちも否定することになってしまうそうです。
私がこういう風に叱ってしまった経験があるのですが、口でも勝てない、力でも勝てない大人からこんな風に言われてしまっては、可哀想だったなと反省しています。
喧嘩をしたり順番を守らなかったり、おもちゃを取ってしまったりなど、子ども達の行動に困ってしまうことはたくさんありますが、それは全部「自己主張」をする力であったり「自立心」が育っている証拠という事で、この自己主張したい気持ちだったり、自立心そのものを否定してしまうと、極端にいえば、自分の存在自体を否定するメッセージになってしまうそうです。
では、正しい叱り方とは?
「怒ってしまうときがあるのは仕方がないね」と、一旦気持ちを受け止めて。(受け入れるではなく、受け止める。)でも、叩くのはいけない事だよねと、
過程(気持ち)、結果(行動)を切り分けて、正しい行動の仕方を教えることが、叱り方の基本だそうです。
「自己肯定感」というのは「何ができても、何ができなくても、自分は自分として生きてる価値がある」という意味なので、自分を大切にするという生き方・考え方を理解した上で、接していきたいと思いました。
実際私が声かけを工夫し、気持ちと行動を切り分けて伝えて行ったら、私も気持ちがよかったですし、娘も納得したようでした。
学校や社会に出ると、基本的には結果が評価されることが多いと思いますが、どんなに厳しい現実に直面しても、「自分には、これができてもできなくても、自分は自分として生きる価値があるんだ」と言うよに前向きに考えられる心を育てることが、とても大切なことだと思っています
学校や社会に出て、結果を褒めてもらえれば確かに喜びを覚え、前向きに物事に挑戦できるという事実もあると思います。
結果を重視していれば能力や才能に対しての「自身」は付くのかもしれませんが、「自己肯定感」を高めるのなら、伝え方に工夫していきたいなと思いました。
今回は、自分を好きになってもらうための声かけというお話でしたが、もし 何らかあなたのお役に立てたのなら嬉しいです。
最後までお読み下さいまして、本当にありがとうございました。
伏見ひふみでした。
それでは、また