トヨタ 逆風下の最高益
白坂です、
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>「トヨタ自動車が発表した2019年4~9月期決算は、純利益が前年同期比3%増の1兆2749億円と、同期間で過去最高を更新した。世界の自動車市場が落ち込む中でも、新モデルの投入効果で販売台数を伸ばした。販売が伸び悩む米国でもコスト管理で利益を大幅に伸ばした」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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(『バフェットコード』より一部引用)
逆風:
【所有→ 共有】
全世界の投資家からの評価として、期待されているのは【ライドシェア】。
ウーバー、ディディ、グラブ、リフト、、、人々は自動車をどんどん・どんどん共有していっています。
「やがて自動運転の時代が到来した時に、ライドシェア企業の価値はさらに上がっていくのだろう、、、」という期待です。だから、ライドシェアの企業は時価総額が大きくなります。なぜなら、株価とは【実力 × 期待】ですから。
一方、
トヨタ自体は堅実に業績を伸ばしてはいたとしても「世界時価総額ランキング」では、42位。
順位をズルズルと落として行っています。なぜなら、投資家から期待されていないからです。トヨタは決して最先端のIT企業だとは認識されていません。にも関わらず、
中間期としては過去最高益
「どれだけ優良企業なのか?」ということです。
トヨタはとにかく経営の基本に忠実です。
すなわち、
・売上を増やす
・経費を減らす
・利益を最大化する
・徹底的な品質改善
・徹底的な経費削減
・改善・改善・改善、、、、
KAIZEN
自動車販売というのは成熟期。または衰退期。
にも関わらず、中間期としては過去最高益。
たとえ、業界は逆風下だったとしても、
徹底的に磨けば業績はまだ伸ばせる
ということの典型です。
M&A(合併・買収)の乱発で、見た目だけの膨張を目指す企業が増えてきている中で、あくまで経営の基本に忠実なトヨタによる最高益発表。
「いい企業とは何か?」という原点を思い出させてくれる素晴らしいニュースだと感じています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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