ポイント投資のメリットとデメリット
白坂です、
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>「買い物したときなどに付くポイントを使った投資サービスが相次いでいる。ポイント投資は楽天グループが先行して、新規口座の獲得につなげた。貯蓄から投資への呼び水になるとの期待もあり、若年層の利用者が多いポイントを巡って囲い込みも始まっている。」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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ポイント投資、
たとえば楽天ポイント投資、、、
(1)楽天で何か購入する
↓
(2)楽天ポイントが貯まる
↓
(3)貯まったポイントで投資信託などを購入する
100円に相当する100ポイントから投資ができるというポイント投資。
このポイント投資のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
【ポイント投資のメリット】
貯蓄から投資へ意識を向けられる
金融業界における広告は、
・2014年3月31日までは「貯蓄は美徳」「ぜひうちの金融機関を預け先に」
・2014年4月 1日からは「借りましょう(カードローン)」「殖やしましょう(投資信託)」
なので、
2014年以降の広告を見続けてきた若年層は、金融機関という場所はお金を貯める場所であるという認識があまりありません。金融機関というところは、お金を借りる場所であったり、お金を殖やす場所であるという認識を持っています。だから、若年層であれば・あるほど「貯蓄から投資」ということを自然の認識として持っています。
ポイント投資のメリットは、自然・自然と「投資をしよう」と、投資へ意識を向けられることだと思います。
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【ポイント投資のデメリット】
デメリットは、ポイント投資では決してお金持ちになれないので、「時間 対 効果」が悪いということです。
たとえば、100円から投資信託が買えるとします。利回りが3%。1年間でいくら殖えるでしょうか?簡単です。
3円
40年やって120円しか増えません。
・100円を3%で40年間で120円殖える
・1,000円を3%で40年間で1,200円殖える
・10,000円を3%で40年間で12,000円殖える、、、
上記は複利を考慮していない単利計算でのものですが、結論は変わりません。
100円とか1,000円という少額で投資信託を買っても決してお金持ちにはなれない、ということです。
銀行預金をしているよりはマシなのかもしれませんが、しかし、本当に銀行預金よりはマシだという程度で終わります。
であれば、銀行預金はリスクがないのに対して、投資信託は価格変動のリスクがある分、果たして1年で、3円とか、30円とかを殖やすことに果たして「何の意味があるのか?」ということになります。
ポイント投資では決してお金持ちになれないとやる前から分かりきっているのに、果たして、「自分の貴重な時間を使ってまでやる意味があるのか?」ということは考える必要があります。もし本当にお金持ちを目指すのであれば、
【自己投資→ 事業投資→ 株式投資】
この順番です。
若年層ははっきり言ってお金を持っていません。つまり、投資に使える元本が小さいです。
であれば、そのような小銭でセッセ・セッセと投資信託を買うくらいだったら、自分の知識・技能を高めた方が、明らかに「投資 対 効果」が高いです。
ポイント投資は「投資信託」を買ったりすることです。要するに、自分のお金を投資のプロに預けてしまうということなので、自分の知識・技能は全然向上しません。そんなお金があるのだったら、将来に活きるであろう知識や技能を何か習得するためにお金を使って、能力が向上した自分として仕事をしたり・ビジネスをしたりした方がよほどお金持ちになることができます。大事なのは、
「ゴールから【逆算】した思考法でお金を使っているか・どうか?」
・もし、将来100万円の資産を創りたいのであれば、「もし、これをやったとして、将来100万円になるかな?」とゴールから【逆算】することが大事です。
・もし、将来1,000万円の資産を創りたいのであれば、「もし、これをやったとして、将来1,000万円になるかな?」とゴールから【逆算】することが大事です。
・もし、将来1億円の資産を創りたいのであれば、「もし、これをやったとして、将来1億円になるかな?」とゴールから【逆算】することが大事です。
ゴールから【逆算】して可能性があることであれば挑戦すれば良いです。
しかし、ゴールから【逆算】して、どうやっても達成できないということであれば、そもそもやる意味がありません。最初からやらずに、可能性があることにお金や時間を使った方が良い。
ポイント投資が与えてくれるのは、「投資をやっている」という自己満足感だけ、です。
もし本気で資産家を目指すのであれば、
本気で取り組むだけの価値があるものに挑戦していきたいものです
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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