マネーロンダリング(資金洗浄)なぜ行われる?
白坂です、
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>「不正取引で得た資金や企業の隠し資金を、金融機関との取引や口座間を移動させることによって資金の出所や流れを分からなくすること
(『デジタル大辞泉』より一部引用)
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マネーロンダリング(資金洗浄)はなぜ行われるのでしょうか?
簡単です。
不正なお金の得方をする企業や個人がいるから
大事なことなので3回、、、
・どうすればマネーロンダリングをさせないかが大事なのではなく、そもそも不正なお金の得方をさせない仕組みを作ることが大事
・どうすればマネーロンダリングをさせないかが大事なのではなく、そもそも不正なお金の得方をさせない仕組みを作ることが大事
・どうすればマネーロンダリングをさせないかが大事なのではなく、そもそも不正なお金の得方をさせない仕組みを作ることが大事
つまり、
・「仮想通貨はマネーロンダリングに使われるからけしからん!」というのはナンセンスであり、
・「証券取引はマネーロンダリングに使われるからけしからん!」というのはナンセンスであり、
・「カジノはマネーロンダリングに使われるからけしからん!」というのはナンセンスであるということです。それは突き詰めれば、
「お金はマネーロンダリングに使われるからけしからん!」というのと同じくらいナンセンスです
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たとえば、
・タバコを吸うことで体調を悪くする人がいるから「タバコはけしからん!」というのと同じくらいナンセンスです。
・お酒を飲むことで体調を悪くする人がいるから「お酒はけしからん!」というのと同じくらいナンセンスです。悪いのは、タバコやお酒ではなく、
そもそもタバコを吸ったり・お酒を飲んだりしなければならないほど、ストレスの多い環境や人間関係の方を変える必要がる
・ストレスが多い→ タバコを吸う
・ストレスが多い→ お酒を飲む
であれば、
タバコを止めても他のものへストレス解消を求めます。
お酒を止めても他のものへストレス解消を求めます。
結局、
ストレスが多いという環境や人間関係の方を変えない限り、根本的な問題は解決しない
ということです。
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たとえば、
中国がフィリピンに対して、「オンラインカジノ」を縮小するように圧力をかけています。
構図として、
(1)中国人の中に不正なお金の得方をする企業や個人もいる
↓
(2)フィリピンのオンラインカジノを利用する
↓
(3)マネーロンダリングを行う
冷静に考えたいものです。
悪いのは、
・「中国人の中に不正なお金の得方をする企業や個人なのか?」
それとも、
・「マネーロンダリングに利用されるフィリピンのオンラインカジノなのか?」
本質的な問題の方にメスを入れない限り、本質的な問題が解決されることは決してありません。
中国は、
・政治は社会主義
・経済は資本主義
という不思議な二重制度になっているために、不正な手段でお金を得る企業や個人はなくなりません。
なぜなら、
役人と企業の癒着が違法な「Win – Win」になってしまう社会制度になっているから
・役人は公務員だから大金持ちにはなれないけれど、公共事業の発注に関しては大きな権力を持っている
・企業は経済人だから大金持ちになれる可能性はあるけれど、絶対的な権力を持っている国や役人と仲良くする必要がある。
と言うことで、
・役人は企業から賄賂をもらうことで決してお金持ちになれないはずがお金持ちになれてしまい、
・企業は役人に賄賂を渡すことで巨大な権力を持つ国や役人と仲良くなることで大きな事業を行える
役人と企業の癒着が違法な「Win – Win」になってしまう社会制度になっている
ここの制度にメスを入れない限り、不正な取引は決してなくなりません。
狭い世界で、短い期間で考えたならば、不正をすることが互いの得になってしまう制度だからです。
そして、不正な取引が行われる制度をそのままにして、その不正なお金をマネーロンダリングさせないようにするのは、
モグラ叩きゲームと同じ
・オンライン証券取引を禁止しても、FXでマネーロンダリングを図る人は出てきて、
・FXを禁止しても、カジノでマネーロンダリングを図る人は出てきて、
・仮想通貨の使用を禁止しても、オンライン証券取引でマネーロンダリングを図る人は出てきます。
問題は、
・オンライン証券取引なのか?
・カジノなのか?
・仮想通貨なのか?
それとも、
不正な取引そのものなのか?
逆の言い方からすると、
マネーロンダリング(資金洗浄)に使われると疑われている、「オンライン証券取引」や「カジノ」または「仮想通貨」は、必ずしも怪しいものであると投資対象から排除されるものではない、ということです。それは不正に利用する企業や個人の問題であって、システムの方の問題ではないからです。表面上だけで判断するのではなく、
「どれくらい人の役に立つものなのか?」という潜在能力と成長性を見抜けるようになっていきたいものです。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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