LINE(ライン)赤字339億円。LINEは正念場なのか?スマホ決済LINE Pay(ラインペイ)は勝つしかない状況に!?
白坂です、
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>「LINEが発表した2019年1~9月期の連結決算は、最終損益が339億円の赤字(前年同期は60億円の赤字)だった。スマートフォン決済サービス『LINEペイ』など戦略事業に関する先行投資が業績を下押しした。」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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まずはLINE(ライン)の現状から確認してみます。
【株価は横ばい傾向】
(「Google検索」より一部引用)
【収益は広告が52%】
(『四季報』より一部引用)
【売上は右肩上がりも、昨年に引き続き2年連続での赤字がほぼ確定】
(『バフェットコード』より一部引用)
【日本では確かに圧倒的】
(『btrax』より一部引用)
【海外利用の上位3か国ではフェイスブックと競合】
(『btrax』より一部引用)
【全世界で見ると、ほとんど使われていない】
(『btrax』より一部引用)
【成長は既に鈍化傾向】
(『btrax』より一部引用)
【新たな収益源の開発で「キャッシュレス」競争へ】
(『日本経済新聞』より一部引用)
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結論から言うと、LINE(ライン)は正念場を迎えていると思います。
理由、
(1)ベンチャー企業は成長重視のための赤字であること自体は問題ない。
↓
(2)問題は、全世界での利用者の増加は既に鈍化しているということ
↓
(3)赤字は利用者増大のための投資ではなく、キャッシュレス決済という新しい収益源の確立のための投資による赤字であるということ。つまり、
積極的な投資をして勝ちに行っているキャッシュレス競争は、勝つしかない状況へ
LINE(ライン)の強さは、日本で8,000万人が利用しているという圧倒的な地位です。
ただ、日本の総人口は1億2千5百万人です。もう伸びる余地がありません。
しかも、新しく Chatwork(チャットワーク)など、新しいアプリも出てきています。
「LINE(ライン)があれば、Chatwork(チャットワーク)は必要ないのでは?」
という意見を持っている方も多いと思います。
もしかしたら、LINE(ライン)を使っている方の90%以上の方は同じ感想を持っているのかもしれません。
人は、1度、使い慣れたサービスをなかなか変えようとしないので、ある意味、当然の意見です。
ただ、
たとえ90%の人が変えなかったとしても、わずか10%の人がChatworkに切り替えただけで、約800万人が流出する
・LINE(ライン)は全世界で利用者増の伸びが鈍化
・圧倒的な地位を持つ日本市場においてもChatworkなど新しい競合相手が登場している
・新しい収益源を求めたキャッシュレス決済市場は、今、まさに戦国時代だがLINEは過去最大の赤字を計上してでも積極投資をしている。と言うことで、
LINE(ライン)は、今、まさに正念場を迎えていると思います。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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