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気づきを得る方法

白坂です、

 

2月26日は、私:白坂の誕生日なので、
1年を振り返ってみたいと思います。

昨年:2020年2月26日から、
今年:2021年2月26日までの1年間、、、
もちろん、外部環境としてはコロナというのが
ありました。だからこそ、

3歳の息子と過ごす時間が格段に増えた1年だった

と思います。
すなわち、この1年間で一番大きな気づきは、
3歳の息子と一緒に居るときに得られました。

彼が私の心を癒した

3歳の息子は天真爛漫。
好奇心の塊です。ニコニコしています。
時にあり得ないほど理不尽に泣き叫ぶこともありますが、
本質的には、とてもポジティブです。

この1年間、
コロナという環境下だったので海外旅行は1度も
出来ませんでした。なので、家族で日本国内を

25県

回りました。

なぜ25県だったかと言えば、個人的に去年まで22都道府県は
既に行ったことがあったから、です。つまり、47都道府県を
全て回ってみるために、今まで行ったことがなかった残り25件を
1年で回ってみたのです。

もちろん、
家族全員のためというのもありましたが、
3歳の息子との時間を充実させたかったというのが大きかったです。
彼は、とにかく新幹線や電車が大好きなので、新幹線や電車に
一緒に、いっぱい乗りました。

新幹線だったら、
・はやぶさ
・こまち
・のぞみ、、、に乗り、

電車だったら、
・パンダ黒潮
・忍者電車
・アンパンマン電車、、、に乗りました。

自分の人生、まさか、ここまで新幹線と電車に詳しくなるとは
思っていませんでした。息子が新幹線と電車が大好きだったからこそ、
彼の喜ぶ笑顔が見たくて、乗れるだけ沢山一緒に乗りました。

正直、
1回・1回の旅行で、何か気づきを得られたわけではありません。

私の本業と新幹線や電車の知識というのは、あまりに繋がっていません。
そして、3歳の息子が3歳の時に、沢山の新幹線と電車に乗ったことを
将来、どれくらい覚えているかも分かりません。単なる家族旅行で、
単なる、その時・その瞬間の良き想い出、、、と感じたこともありました。

しかし、
こうやって、去年の誕生日から今年の誕生日の1年間を
振り返ってみて、どう考えても、最も大きな気づきは、
彼が私に与えてくれたように感じています。

彼が私の心を癒しました。

私には、8歳の娘と3歳の息子の2人がいます。
ただ、本当は、もう1人、上の子がいます。
男の子がいます。もし無事に元気であれば18歳であろう
息子がいます。

ただ、
前妻が妊娠中に離婚したので、全く会うことが出来なかった
息子です。

もし人生で地獄を体験するとしたら、
自分で自分を非難し・批判し・責めることだと思っています。

他者からの非難・批判は、まだ何とかなります。
相手と物理的に距離を置けば解決できます。
世の中には本当に沢山の人がいるので、
自分を非難・批判する人とまで仲良くなる必要はありません。

しかし、
自分は自分と付き合い続けなければなりません。
どれだけ自分のことが嫌でも、自分は自分から別れることは出来ません。
生きている間、自分は自分と付き合い続けなければなりません。

だから、
もし自分が自分を非難・批判し始めてしまったら、逃れられないのです。
24時間365日で、責められ続けてしまうことになります。

ゆえに、自分で自分を責めることが、この人生における地獄と
なってしまうのです。

結婚して、
わずか4か月しか前妻と同居することが出来なかった時に、
私は私を責めました。責めに責めました。

>「たった1人の女性さえも幸せに導けない自分は
なんてダメな人間なんだ。」、と。

そして、

>「自分は父親になれそうで、父親になることが
出来なかった。」、と。

幸い、私は自殺することはありませんでしたが、
自殺が頭に過ぎったことはありました。

車を運転している時に、電信柱に追突したら
楽になれるんじゃないか、、、と考えてしまったことも
ありました。

24時間365日、自分で自分を責め続けていたら、
精神は完全に参ってしまいます。頭がオカシクなって
しまいます。

あの時に、最悪の自殺という選択を取らずに、
今もこうやって文章を書けるというのは、
もはや運命だとしか思えません。

たった1人の女性さえも幸せに導けなかった
という過去の後悔を、再婚した今が癒して
くれました。

お父さんになれそうでなれかったという
過去の後悔を、生まれてきてくれた
8歳の娘が癒してくれました。

そして、
男の子の父親になれなかったという過去の後悔を
3歳の息子が癒してくれました。

今年1年、、、
3歳の息子と一緒に、

・はやぶさに乗り
・こまちに乗り
・のぞみに乗り、

・パンダ黒潮に乗り、
・忍者電車に乗り、
・アンパンマン電車に乗ったことで、

私は心が癒されました。

男の子の父親を
彼が私にやらせてくれたのです。
結果、

私は過去の私を許すことが出来ました。

そして、
理念を深いところで落とすことが出来ました。

こどもたちに明るい未来を

「こどもたちに明るい未来を」という言葉を
最初に思いついたのは、3年前の2018年でした。

始めは、日本の総人口が減少する中で、
「内向き・下向き・後向き」になりがちな社会の中で
「明るく・上向き・前向き」な社会にするために貢献したい
という考えで思いついた言葉でした。

ただ、
この1年、3歳の息子と25県を一緒に旅行してみて
自分の心の本当に深いところに到達することができました。

親にこどもたちと一緒にたくさんの時間を過ごしてから

自分が過去に感じた痛みを感じて欲しくなかったから。
そして、本当の教育投資というのは、

こどもたちへの時間の投資だから

教育投資といえば、すぐに、こどもたちへのお金の投資を
思い浮かびます。「いかに、こどもたちに、お金を
かけてあげられるか?」こそが教育投資だという認識があります。

だから、
>「いかに、良い学校に入れてあげるか?」
>「いかに、良い塾に入れてあげるか?」
>「いかに、良い習い事をさせてあげるか?」、、、に
焦点があたりがち、です。

たしかに、
「良い学校に行って」・「良い塾に行って」・「良い習い事」を
させてあげれば、知識は身に付くでしょう。技能は磨かれるでしょう。

もし、
30才・40才、、、までの短距離走だったら、それが最も
効率の良い教育なのかもしれません。

ただ、
46際になって確信していることは、人生は決して短距離走では
ないということ。80年・100年、、、と続いていく長距離走であるということ。
そして、次の世代にタスキを渡していく駅伝であること。。。
知識・技能だけで、効率良く生きるだけでは明らかに何かが不足している。

・良い学校
・良い塾
・良い習い事、、、

親が子どもの教育をお金で全て【外注】してしまうことで、
果たして、子どもは本当に豊かな人生を過ごせるのだろうか。。。

損得勘定なしで自分の幸せを100%で祈り、
願ってくれている人が、たった1人でもいるということ。
そのことを実際の行動で示してくれるのは、親しか
居ないのではないか。。。

自分が喜ぶ姿を純粋に見たいという存在が、この地球に1人以上居るということ

知識・技能、、、も大事。
生きている限り学び・身に続ける必要がある。
でも、知識・技能は、他人からでも学べる。
損得勘定で、お金を支払えば教えてもらうことができる。

何より、
やり直しが効く。知識・技能というのは家の建築に
例えるならば、内装だから。壁紙・ドア・カーテン、、、の
ようなものだから。

別の知識を学ぶことも、過去の技能をより磨くことも、
何歳になってからもでも、何度でもやり直しが効く。

しかし、
心はやり直しが効きません。人は、一回、創られた
人間としての本当の土台の部分は決して変えられません。
文字通り

三つ子の魂百まで

この、
三つ子の魂は、お金では解決できない。
お金で他人に【外注】することは出来ない。
もし、【外注】してしまったら、土台のない子になってしまう。
いざという時に、踏ん張りが効かない。

心を育てるために投資されるべきは、
お金ではなく時間。子どもの人間としての土台を
しっかりと固めてあげるためには、親がこどもに
時間を投資してあげる必要がある。

だから、
親には子どもたちと一緒に時間を過ごしてほしい。
子どもが3才までは特に。子育てをお金で【外注】するのではなく、
実際に子どもたちに時間を投資して上げてほしい。

もし、人間としての土台をしっかりと固めてあげられたならば、
後は子どもが勝手に成長していってくれるから。

こどもたちに明るい未来を

>「子どもは社会の宝」

と、言葉で言うのは、簡単。
実際に行動に移すのは物凄く難しい。
国が少子化対策といってやっているのは、
児童手当:月1万5千円。

もし、
>「子どもは社会の宝」

というのが本当だったら、月30万円くらい
出してあげればいい。これ以上ないくらい
「投資 対 効果」が大きいお金の使い方はないのだから。

もし、
子ども1人が生まれたら、月30万円くらい国から
受け取れるということであれば、確実に子どもの数は増えます。

・月 : 30万円
・1年: 360万円
・3年:1,080万円

国が、子ども1人に1080万円くらい出してあげる。
投資してあげる。

その子が将来、社会に出てから稼ぐ
生涯賃金は、2億円くらいになる。その人が創
る付加価値はその人が受け取る金額の3倍。

・3分の1は、本人が所得として受け取り
・3分の1は、企業が利益として受け取り
・3分の1は、国が税金として受け取る

であれば、
生涯賃金:2億円の本人が社会に提供する付加価値は
2億円の3倍の6億円。

子どもの最初の3年間に1080万円くらい投資して上げたら、
社会全体の付加価値が6億円くらい増える。「投資 対 効果」は
60倍です。

1年間で100万人の子どもが生まれていたのが、
90万人へと10万人減った。ということは、

将来に社会で生まれたであろう付加価値が60兆円、減ったということ。

>「子どもは社会の宝」
言うのは簡単。実際に実践するのは物凄く難しい。

本当だったら、
・余っているお金を
・お金を必要としているところに
・お金を融通してあげる

という文字通りの金融。
本来ならば政府とか銀行の役割。

しかし、残念ながら政府や銀行には期待できない。
政府や銀行は投資家ではないから。
「投資 対 効果」ではなく、常識や人間関係で
お金を使うから。

国や銀行では本質的な課題を解決できないとしたら、
民間企業でやっていくしかない。

・余っているお金を
・お金を必要としているところに
・お金を融通してあげる

1人でも多くの人が「投資 対 効果」で本当に
お金を上手に使える本物の投資家を殖やせるようにように。
学校では学べない投資家教育で。お金の教育で。

そして、
1人でも多くの親が、0才〜3才までの子どもたちに
十分に時間を投資してあげられる社会に貢献するために。

もし、少子化問題がお金で解決できるのであれば、
お金の教育で、投資家育成の教育で貢献していきたい。

親が0才から3才までの3年間に十分に時間を
投資してあげることで、子どもの心に一生の財産となるような
強固な土台を創っていってあげたい。

損得勘定なしで、自分のよろこぶ笑顔を純粋に
よろこんでくれる人が、1人以上居るという安心感が
人生におけるありとあらゆる試練を乗り越えていける財産になる。

8才の娘、そして3才の息子が私に与えてくれた気づき。
それを言葉を超えて、実際の行動を通じて、1つ・1つ
目に見える形にしながら、共有していきたい。

既存の学校や大学では学べない人生における
大きな気づきを得られる教育環境を創っていきたい。

・余っているお金を
・お金を必要としているところに
・お金を融通してあげる

本当の金融に教育を通じて貢献していきたい。
民間企業で出来ることを。個人で出来ることを。
たった1人の親、たった1人の子どもに役立つことであれば
引き続き、人生を賭けてやっていきたい。

こどもたちに明るい未来を

今日の誕生日を境に、
気持ち新たに、理念実現のために
頑張っていきたいと思っています。

 

今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

 

白坂慎太郎