Google(グーグル)AI活用で20%増収
白坂です、
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>「米グーグルの事業拡大が続いている。持ち株会社の米アルファベットが28日に発表した2019年7~9月期決算は売上高が400億ドル(約4兆4000億円)を超え、四半期ベースで過去最高になった。人工知能(AI)の活用などでインターネット広告事業の競争力を高めているのが勝因」
(『日本経済新聞』より一部引用)
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Googleの過去最高の売上に、「AI(人工知能)がどのように貢献しているのでしょうか?」
グーグルの主な収益源は広告です。
「検索者」→「Google」←「広告主」
広告主は、なぜグーグルに広告を出すのでしょうか?
もちろん、自社の収益を上げるためのです。
(1)グーグルという人が沢山集まっているところに広告を出す
↓
(2)自社の名前や商品を1人でも多くの【見込客】の方に知っていただく
↓
(3)将来的に、自社の商品を購入していただくことで自社の収益を上げる
大事なことは、商品やサービスに興味・関心がある【見込客】の方に知っていただきたいというところです。
逆の言い方をすれば、将来、自社の商品やサービスを絶対に買わないであろう方に知っていただくために広告予算を出すのは、極論、お金の無駄だということになります。
(1)企業は、自社の商品やサービスに興味がない方には広告を出したくない
↓
(2)今までは、企業側が「どのように広告を出稿すれば、予算を効率よく広告を出稿するかを【人間が手作業】で調整し続ける必要があった
↓
(3)企業側には目に見える広告予算以外に、目に見えない人的コストが多大にかかっていた
企業からすると、広告というのは単にお金さえ出せば効果を出せるものではなく、「どのように広告を出稿するか?」そして、「その広告が『投資 対 効果』が高い状態で出稿され続けているか?」に関して、ずっと調整し続けなければ効果的な広告を出すことができないものです。
もし、
・広告主の企業がGoogleに広告を出したにも関わらず、広告で結果を出せなかった
または、
・広告主の企業がグーグルに広告を出しても、広告管理に多大な人的なコストがかかり過ぎる
ということになると、企業はGoogleに広告を出さなくなります。
まして、品質の低いホームページやブログ、またはYouTube(ユーチューブ)などに自社の広告が出稿されたとなると、プラスどころかブランドイメージの意味でマイナスにさえなります。そこで、Googleが企業に、広告でより効果的な結果を出してもらうために導入しているのが
AI(人工知能)
ということになります。
具体的には、
広告主の企業が望んでいるホームページ・ブログ・YouTubeなどに、ちゃんと広告が出稿されるようにAI(人工知能)が最適化し続けてくれている
いわゆる、「機械学習」です。
人間が広告を調整し続けなくても、AI(人工知能)自らが学び続けて、そして、広告を最適化し続けてくれているわけです。結果、
・広告主のブランドイメージを下げるような品質の悪いコンテンツに広告が出稿されなくなりつつあり、
・企業が望んでいるコンテンツに対して、広告が最適に出稿されやすくなりつつある
結果、
・企業からすると、広告出稿にかかる目に見えない人的コストを下げることが可能になり、
・しかも、「投資 対 効果」の高い広告を、比較的に簡単に運用することができるようになった
もし、
企業がGoogleに広告を出稿したら自社の収益を増やすことができたということであれば、
グーグルに広告を出稿したい企業が増える
その結果が、冒頭のニュースです。
すなわち、Googleが過去最高の売上(4半期)を上げることが出来たということにつながっています。
伸びている産業、伸びている企業は、さらに伸びる可能性を持っている
・インターネット
・広告
・AI(人工知能)、、、
今、伸びているものが「そろそろ成熟してやがて下がるかも、、、」と勝手な推測をする思考よりは、「今、伸びているものは、これからも伸びる可能性が高い」という思考の方が、投資において成功する確率の高い思考法だと思っています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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