外注と内製
白坂です、
文章のご確認、感謝しています。
ありがとうございます。
まず、
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さて、
・外注・・・仕事を他社さんにお願いすること
・内製・・・仕事を自社でやること
この「何を外注して、何を内製するか?」というのは、経営において常に判断し続ける必要がある重要な課題です。
外注のメリットは簡単です。
一言です。
効率が良い
何せ他社さんは、その仕事に対して専門知識と専門技術を持っているわけですから良い仕事が出来ます。しかも、かなり精度の高い良い仕事が出来ます。極論、お金さえ出せば、速く、しかも、完成度の高い商品を納品してもらうことが出来ます。効率が良いです。一方、外注に出さずに内製にコダワリ続けたならば、
効率が悪い
社員を雇用して
↓
配置して
↓
仕事をやっていただいて、
↓
結果を検証して
↓
求めている基準の仕事に到達できるまで社員の能力開発をし続けて、、、、
他社さんにお願いするのに対して、とにかく時間も手間もお金もかかります。
おまけに納品される商品の完成度も低い。当然です。他社さんは専門業者ですから。
精度の高い商品を納品するための専門知識と専門技能を既に持っていますから。
では、「何を外注し、何を内製するか?」に関しては何も迷うことなく、外注できるものは全部外注すればいいという結論になりそうですが、もちろん話はそんなに簡単ではありません。なぜなら、外注であれば自社に知識や技能が蓄積されていきません。つまり、
複利の魔法が働かない
蓄積がないということは複利が働かない、ということです。
だから、その仕事をやってもらうには、いつまでも他社さんにお願いし続けなければなりません。たしかに、その度ごとに品質の良い商品を納品してもらえるかもしれませんが、それは経営状態を1年後よりも2年後、2年後よりも3年後、、、と着実に良くし続けていくことを保証しません。
他社さんにとって自社はいつまでもお客様
もし経営を一発勝負だと考えるのであれば外注の方が良いでしょう。
決算書でいうならば、1年・1年単位の「損益計算書」を重視する考え方です。アメリカ型の経営と言っても
良いかもしれません。「1回で良い。」「1回だけでも大成功したい。」「1回だけでも1番になりたい。」というのであれば、外注の方が効率が良いので、望んだ目標を速く達成することができるでしょう。
一方、
もし経営を10年、20年、30年、、、の長期勝負だと考えるのであれば内製の方が良いです。
決算書でいうならば、今までの蓄積が結果として表記される「貸借対照表」を重視する考え方です。日本型の経営と言っても良いかもしれません。「少しずつでも良い。」「着実に着実に良くしていきたい。」「会社を持続的に成長させ続けたい。」というのであれば、内製こそがその目標を堅実に達成させていくことでしょう。
外注と内製
仕事の100%全てを外注というのも極論であれば、仕事の100%全てを内製というのもまた極論です。
なので、実際上は、「ある仕事は外注して、ある仕事は内製する」という外注と内製の両方で経営を進めていくことにはなります。ただ、「内製よりも外注の方をより重視するのか?」それとも「外注よりも内製の方をより重視するのか?」は、まさに経営者の決断であり、会社として決めるべき方針です。そして会社は
経営者が決めた方針通りに進んで行きます
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貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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