コインチェック事件、巨額のNEM交換した男らを立件へ
白坂です、
2017年の仮想通貨バブル崩壊にトドメを刺すことになった2018年1月の「コインチェック事件」。
世間の99%以上の人たちは、この事件の構図を正しく理解することなく、「やっぱり仮想通貨なんて怪しんだ!」と反応しました。ただ、警視庁はその事件の後も約2年間に渡って犯人を追いかけ続けて結果、コインチェック事件を起こした張本人ではないものの、その張本人との取引の応じた人にまでは到達できたようです。なぜ2年間も追いかけ続けることが出来るのか?簡単です。
仮想通貨の履歴は、全て電子上のブロックチェーンに記録として残り続けているから
たとえば、仮想通貨は「マネーロンダリング(資金洗浄)の温床になる」というようなこともよく言わたりします。しかし、実際は逆。全ての取引が電子上で行われるようになれば、履歴が正確に残り続けるのでマネーロンダリング(資金洗浄)は、どんどん難しくなります。現金のような引き出した後のお金の移動を正確に追いにくいものの方がよほどマネーロンダリング(資金洗浄)を防ぎにくいのです。
コインチェック事件が世間に正しく認識されなかったのは、コインチェックから仮想通貨が流出したことを、まるでブロックチェーンから仮想通貨が流出してしまったかのように誤解されたこと。実際は全然違いました。
少なくても、この記事を書いている2020年1月現在、ブロックチェーンはただの1度も破られていません。流出が起きたのは、ブロックチェーンからではなく、あくまでコインチェックが持っていた電子上の財布から。たとえるならば、中央銀行のシステムは、過去にただの1度も破られたことはないけれど、銀行の窓口に銀行強盗が襲ってきたために、ある銀行の支店からお金が盗まれてしまったということ。コインチェックの管理体制の問題であり、ブロックチェーンというシステムの問題ではありませんでした。
ただ、
歴史的な事実として、2018年1月のコインチェック事件が仮想通貨バブルの崩壊にトドメを刺したのは事実でした。2018年の1年間、仮想通貨は完全な冬の時代になりました。科学技術の世界で言うところの幻滅期です。そして、この幻滅期がどれくらいの期間続いていくのかは、世界中の誰にも分かりません。ただ、
10年後なのか、20年後なのか、、、AI(人工知能)の普及の後に世界を革新していくのがブロックチェーンという新技術
まるでアメリカで1999年にITバブルが崩壊した後に、幻滅期を経て、10数年後に世界を革新したのがインターネットという新技術だったように、今から起きる約10年間のAI(人工知能)の後に世界を大きく革新していくのがブロックチェーンです。今や、仮想通貨(暗号資産)は、ギャンブルするには遅すぎて、投資をするには早過ぎる科学技術となっていますが、この「コインチェック事件」の真相を、世間一般の人も正しく理解することができた頃に、人々が銀行の代わりとして当たり前に
ブロックチェーン上で仮想通貨を使っている世の中が到来しているのだろうと思っています。
貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。
白坂慎太郎
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