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人生の答え

白坂です、

人生の答え

 

【結論】
感謝

人生の答え、結論は「感謝」。
たった1語、2文字です。

ただ、この1語:2文字を腑に落とすために、
「なぜ人生の答えが感謝なのか?」についての
学びを深めていきたいと思います。

まず大前提として、
人は、誰しもが長生きを望んでいます。

人生最大の恐怖は死ぬことであり、
その死を回避するために安心・安定を
望んでいます。

なので、
・環境の安定・・・安心
・環境の不安定・・不安

ただ、

環境の安定を望めば望むほど不安が大きくなる
という矛盾が起きます。なぜなら、本人がどれほど
安定という変化のない状態を望んだとしても、実際、
環境は常に変化し続けるから、です。

本人は安定を望みながら環境は変化し続ける

変化し続ける環境の中で、「自分の人生にとって
今までよりも悪くなりそうなものはないか?」
と警戒しながら生きている

結果、いつも・いつも、悪いもの探しに焦点が
当たっている。

だから、

人は、基本、ネガティブです。
悪いものの方に焦点を当て続けている。
いち早く悪いものを見つけて、その悪いものから
自分の身を守り続けることで、長寿を実現しようとしている。

長寿を望み、安定を望むがゆえに、人は基本、ネガティブ

しかし、
悪いものに焦点を当て続けていると、
実際、人生は悪い状態へと向かっていきます。

・本人が悪いものを探している

・社会の中から悪いものを見つけ出す

・自分の予想は当たったと、警戒し続けていた
自分を正当化する

スピリチュアル的には、
悪い方での引き寄せの法則。

自己啓発的には、
思考が現実化した。

仏教や量子論的には、
認識が存在を産んだ、、、

要するに、

焦点を当ててエネルギーを注ぎ続けたことを
人生を通じて体験し続ける。

本人の自我が不安や恐怖という感情に支配されていると、
焦点が悪いところにばかり向いてしまい、冷静かつ
合理的な判断を欠いた結果、本人が最も避けたかった
不安や恐怖を実際に体験してしまうという矛盾が起きます。

まるで、

自動車を運転しながら、目の前にポールだけは
避けようとしながら、実際はポール目掛けて
一直線で走って行ってしまうかのような矛盾を
体験してしまうわけです。

なので、
本能的にネガティブな状態を、プラス・マイナスで
ゼロの状態の中立へと焦点を戻していくことが大切な
わけです。

もし自動車の運転で、目の前にポールがあった場合は
ポールばかりを見続けない。視野を広げて、ポール以外の
安全なところを見つけ出し、その安全な方向へハンドルを
切るような冷静な判断が出来るようになっていきたい、わけです。

その
ネガティブ本能を、プラス・マイナスでゼロの状態に
戻していこうとするのが、

感謝

です。

・本能的には悪いところばかりに焦点が行きがち

・だから【意図的】に、良いところを見ようと
焦点を変える

・当たり前の日常から有難い状態をも認識できる
ようになることで、焦点を中立に戻す。

理想の状態は、
あくまで、プラス・マイナスでゼロの状態。

感謝が人生の答えというのは、
「自分の人生には悪いことは何も起こらない。
良いことしか起こらない」と盲信するのとも違います。
いわゆるスーパー・ポジティブ・シンキングとも違います。

たとえば、
マイナス100の本能を、感謝によるプラス100で
中立に戻すことが重要。逆に、スーパー・ポジッティブ・
シンキングで、プラス1000は行き過ぎ。

>「自分はスーパーマンだから、やる気さえ出せば
空をも飛べるはず!!」

というのは、また行き過ぎ。
本人がどれほど盲信しても、実際は空は飛べません。
崖から飛び降りれば、実際は死んでしまいます。

そういう
スーパー・ポジティブ・シンキングでもなく、
人生の答えは、感謝。

当たり前の中から
有難いポジティブなものにも焦点を当てようという働き。

・悪いものは悪い

・だけど、悪いことばかりでもない

・良いものもたくさん存在しているし、
時代は常に良くなり続けている

時代というのは、
・めちゃくちゃ悪い

・かなり悪い

・悪い、、、、

というように、
悪い状態が小さくなり続けているという
良くなり方をしています。

たとえば、
コロナ。

コロナによる全世界の死亡者数は260万人です。
悪いです。人が1年で260万人も亡くなっている
のですから、良いはずがありません。悪いです。

ただ、
100年前の20世紀は、
たった100年で、

戦争や虐殺によって1億人以上が亡くなっていた

第1次世界大戦、第2次世界大戦、旧ソ連での粛清、、、
人が人の命を奪うことで1億人以上が亡くなっていました。

そのことからすると、
コロナに関しては、あくまで病気が人の命を奪っています。

むしろ100年以上前に互いに戦争をしていたはずの
各国がワクチンなどで協力し合って人の命を助けようと
努力しているのですから、過去に比べれたら相当に
時代は良くなっていると言えます。

人生の答えは、感謝。
当たり前の中から
有難いポジティブなものにも焦点を当てようという働き。

視点を中立に戻すというのは、事実を事実として
ありのままに観察できるようにすること

あくまで
感謝というのは事実です。妄想ではありません。
日頃、当たり前だと思って注意を向けていなかった
事実にも、ちゃんと焦点を向けること。

・周囲の環境
・周囲の人間関係
そして、何より

・自分自身と人生

あなた自身は完璧ではないでしょう。
もちろん、あなたの人生も完璧ではないでしょう。

もし、
自分自身の欠点を探そうと思えば、100も200も
見つけられるかもしれません。人生における不足も
100も200も見つけられるかもしれません。

でも、
たとえ不足は不足だったとしても、悪ではありません。
不足は事実。悪は判断。解釈。不足があっても悪くはない。

たとえば、
生まれたばっかりの赤ちゃんが歩けなかったとします。
それは能力としては不足です。いずれ歩けるようになる
必要があるかもしれません。

しかし、たとえ赤ちゃんが歩けなかったという不足が
存在していたとしても、決して悪いわけでもありません。
生まれたばっかりの赤ちゃんが歩けないのは、

当たり前

です。
であれば、

・目の前の赤ちゃんが歩けないという不足に焦点を当てるのではなく、
・五体満足で無事に生まれて来てくれたという事実に焦点を当てるのが

感謝

です。
それは、30歳の自分・40歳の自分・50歳の自分、、、にとっても
まったく同じことです。

今の自分に何らかの技能の不足があったとして、
その不足が事実だったとしても、決して悪いわけではありません。

当たり前

です。

生まれたばっかりの赤ちゃんが歩けない事実があっても、
いずれ歩けるようになれたら何の問題もないのと同じように、
たとえ、今、自分に足りない技能があったとしても、今から
少しずつ・少しずつ身につけていけばいいだけ。

ただ、日々で成長し続けて行けば良いだけ

人には、色々な欲求があります。
食欲など他者から満たしてもらえる良くもありますが、
他者からはどうしても満たしてもらえない欲求もあります。
そのうちの1つが、

自己重要感

>「あの人は私にもっと感謝すべき」

こういう他者への期待は99.99%、裏切られます。
期待は借金の感情。事実が起きる前に勝手に期待して
気持ちよくなってしまったら、後で落胆や怒りなどの手段で
感情の借金返済を迫られます。

他者は自分のために生きているわけではない。
他者は他者の人生を生きるのに精一杯。
だから、他者は99.99%で自分には感謝を
直接の言動としては伝えてくれません。

自己重要感を他者に満たしてもらおうとするのは
正直、甘えです。もし感謝を期待して相手に何かを
してあげるくらいだったら、何もしない方がいい。
だから、感謝は他者に期待しない。

自分で自分に感謝する

事実に注目します。
・「環境として10年前に比べて良くなっているところは?」
・「人間関係として10年前に比べて良くなっているところは?」
・「知識・技能・経験として10年前に比べて良くなっているところは?」
そして何より

「10年前の自分に比べて、人間として成長しているところは?」

人に求められているのは完璧ではありません。
完璧主義は不安の裏返し。過剰な安定欲求です。

100%安全でなければ、飛行機にも乗れないし、
自動車にも乗れないし、外出もできない、、、だったら、
何も出来ません。求めるべきは完璧ではなく

成長

人生の答え

【結論】
感謝

もし10年前に比べて環境として・人間関係として・
知識・技能・経験として、そして何より人間として
良くなっているのであれば、

10年後は、今よりもさらに良くなっている方が当たり前

です。

妄想ではありません。事実です。
事実を事実としてありのままに観察する。
完璧からの引き算ではなく、過去からの足し算で
事実を事実として見る。

人は、本能的にはネガティブ。
だけど、もし自分自身の自我がネガティブな思考で
完全に占領されてしまっていると気づけさえすれば良い。
気づけたら、自分自身と人生の中から

当たり前の有難いことに焦点を当てる

不足があっていい。
完璧でなくてもいい。
ただ、過去よりも良くなっていさえすればいい。
10年前の自分よりも

成長を確認できさえすればいい

好きな場所で・好きな人と・好きなことを、、、
ネガティブ本能をプラス・マイナス・ゼロに戻す。

不足は不足。課題は課題。成長は成長、、、と
事実を事実として、ありのままに観察する視点へと
回復させる。

人生の答え

【結論】
感謝

ネガティブ過ぎず、ポジティブ過ぎず、、、
事実を事実としてありのままに見れるようになったら、
為すべき次の課題も自ずと見えてきます。結果、
今後も自身を成長させ続けることを通じて、

より明るい未来を体験できています。

今回は以上です。
本日も文章をお読みくださり感謝しています。
いつも本当にありがとうございます。

 

白坂慎太郎