育児に疲れた時に想い返したいこと【伏見ひふみ】
こんにちは、伏見です。
文章をご確認下さいまして感謝しています。
ありがとうございます。
今回は、「育児に疲れた時に想い返したいこと」というテーマで書きます。
子育てをしていると、楽しい反面、子育てってママにとっても毎日が初めての事だと思いますので、上手に行かないことが沢山あると思っています。
息抜きをしたくても、一休みするのが難しいママも多いと思います。
今日は、育児に家事に慌ただしい毎日を送っているママたちに、子育てに疲れた時に思い返したい子供達との今の時間について、私の個人的な想いを発信します。
少しでもママたちの気持ちに寄り添えたり、貢献ができましたら幸いです。
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私はずっとアパレルで働いていましたので、ヒールの靴が好きでした。
毎日、お客様の側からみても良く見えるように、そして自分を輝かせるために、毎朝、時間をとってお化粧をして、髪をアイロンで巻いて、お仕事でもプライベートでも、毎日上質な服を着ていました。
そして私はお酒は全然飲めないのですが、友達とお洒落なお店で止まらない女子トークをする、その賑やかな時間が凄く好きでした。
音楽もすごく好きで、特に私はNorah Jonesが大好きで外出前の身支度の時とか、時間があれば好きな時に好きなだけ聴いていました。
映画も好きだったので、見たい映画リストを携帯のメモ帳なんかにいつも付け足していて、休みの日には、その見たい映画リストのものを一つずつクリアするように見ていって、1人で映画を見る事が好きでした。
流行っている雑誌を買ったり
好きな曲を聴いたり
上質なお気に入りの服を着て
好きな時に、好きな場所へ、出かけていました。
そんな私ですが、ママとなった今は
ほぼ毎日、髪を一つに結んで
お化粧も適当に終わらせて、お化粧ができない時はマスクでごまかしたりして
子どもたちの着替えとかオムツが入った大きなリュックを背負って
毎日ペタンコの靴を履いて、スニーカーを履いて公園に行ったりしています。
聴く曲は、Norah Jonesから娘の好きなディズニーの歌に変わりました。
見るものは、雑誌から子供達に読むための絵本や母子手帳、幼稚園からのお便りに変わっていきました。
テレビも、好きなバラエティ番組からNHKやアンパンマンに変わっていきました。
いつも、常に考えていることは
今日の夕飯の献立をどうしようかなということと、
子供達が幼稚園から帰ってきた後の夕飯、お風呂、歯磨き、寝かしつけまでの流れの確認です。
あとは、次の日に洗濯物が乾くかどうか、週間天気の確認と、3歳の娘が鼻水が続いていて楽しみにしているプールにずっと入れていないので、明日にはプールに入れるようになるかな?という心配をしています。
また、1歳の息子が後追いが今 凄いんですけど、娘もまだまだ私に甘えたい盛りなので、どうやってこの2人を満たすことができるかな?という事だったり
直近だと昨日は遅い時間に寝かしつけをしてしまったので、今日は早く寝かせてあげようとか、
そんなことを考えています。
椅子に座って一息つく時間もなく、あっという間に過ぎゆく日常っていうのを繰り返していると
1人でのんびり映画を見ていた事も、
自分一人で広々とベットで寝れていたことも、
お化粧と髪型とお洋服選びにゆっくり時間をかけられていたことも
なんだか鮮明にはもう 思い出せなくなってしまったんですよね。
わたし達、人間ていうのは、良くも悪くも忘れていく生き物なんですよね。
そして、思い出せなくなってしまうから、子供達と過ごす、この愛しい毎日がずっとは続かないっていう事も、つい、忘れてしまうんだと思うんです。
もし、1人でゆっくりお風呂に入れるようになったら、
おもちゃで遊ぶ娘達の、楽しそうに響いた笑い声を私は思い出すんだと思います。
もし、1人で朝まで広いベットで悠々と眠れるようになったら
どれだけ私に引っ付いて寝るの?と思える子供達のぬくもりを私は探すと思います。
もし、静かな部屋で好きな音楽を好きな時に好きなだけかけられるようになったら
この部屋の中に溢れていた娘達の遊ぶ声を思い出して、私は泣いてしまうと思います。
自分に好きなだけ時間があって、お化粧に、髪型に、お洋服選びに、いくらでも時間をかけられるようになったら
私の洋服をひっぱったり、私の足によじ登ってきたりして、私のやることなすことにお邪魔をしてきた子供達のその小さな体と、小さな手を思い出して、
私はきっと泣いてしまうと思います。
私とパパだけのご飯の準備、そして私とパパの洗濯物だけを干す日々がやってきたら
子供達の砂だらけの服も
食べ物をこぼしたTシャツも
洗濯物の中に無い事を知って、私は泣くと思います。
リビングに掃除機をかけた時には、子供たちのご飯の食べこぼしだったり、ソファを退けた時に出てくる、一瞬怖くなる様なお菓子の残骸だったり、小さなおもちゃが転がっていないことを知って
私は悲しくなると思います。
1人で好きなことを、好きな時に、好きなだけ、出来るようになったら
いつどんな時でも「ママ」と私を呼んでくれて
いつだって私のことを探してくれた子供達の姿を思い出して、泣けてくると思います。
一体いつまで一緒に居てくれるか
一体いつまでお世話ができるか
一体いつまでこの家にいてくれるか、、、
子ども達と毎日、常に一緒にいるから
どうしても、子ども達から離れて自分1人になれた瞬間の方を特別に感じたり、喜びを感じてしまいやすいと思います。
でも、10年後20年後30年後に、自分の人生を振り返ってみた時には
子ども達がいつも側に居てくれて、一緒に生活していて、本当に手の掛かる今の毎日の方が、特別だったという事に気づくんだと思います。
私がなんか偉そうなことは言えませんが、
ママ達は、本当に忙しい毎日を送っていると思いますし、うまく行かないことばかりという事もあると思います。子どもが生まれる前に思ったことや、子どもが生まれた時に思ったこととか子育てを、冷静に考える時間がなかなか無いために、そのために 今のこの毎日が極めて特別な期間だと言うことを、つい忘れてしまいがちになってしまうと思うんです。
昨日と同じ今日が、この毎日が、ずっと続くような気がしてしまいますし、
過ぎゆく時間の速さに家事をなんとか終わらせることにいっぱいいっぱいになることもあると思いますし
本当に大変なこの毎日に
数えきれない程の愛しさが散りばめられていたことを
いつか思い知らされるんだと思うんです。
子どもたちは、生まれてから今日まで
ママとパパに
身体、全部を使って、可愛くて愛しい思い出をたくさん撒き散らしてくれていたことに
ママでいられることの出来る、今の毎日に
私たちは、きっと過ぎてから気付くんだと思うんです。
ママやパパはこれから先も、どんなに時間が経っても・どんなに離れていても、子ども達を想って、愛し続けると思いますが
子どもたちの側でママとパパでいられることの出来る日は、意外と短いということを、
いつか身をもって思い知らされるんだと思います。
こんなことを考えている私ですが、こんな今日も、きっと子供達は曇りのない笑顔で
「ママー!」と私を呼んで
私に飛び込んできてくれます。
この時間を、絶対に忘れたくないと思っています。
子供達の寝たタイミングを見計らって、爪を切る。こんな日々がある事を
娘、息子の前髪を切り過ぎて笑った日の事を
娘を怒鳴ってしまった時の娘の表情も
子供達の寝相の悪さに笑った日の夜を
繋いだ手の小ささと温かさを
子供達に必要とされているこの毎日を。
私は 絶対に忘れたくないと思っています。
自分の命よりも大切だと思える、どんな教科書にも載っていない、大切な事を教えてくれた子どもたちに
心からの感謝を忘れずに、
毎日を丁寧に、後悔しない様に過ごしていきたいと、改めて思っています。
猫の手も借りたい育児に、魔法のようなものはないですけど、ちょっと子育てが辛いなと感じた時に思い返したい、子供達と一緒に居られる今の毎日について、私が個人的に感じたことを発信させていただきました。
毎日、子供たちと接する中で生まれる感情には目まぐるしいものがありますし、言葉にできない程の感情ってなかなか発信することができないですし、全部を話せることもないと思うんですけど、子育てにおける悩みであったり、体がしんどくなるほどの大変さや、自分の時間が持てない事とか、小さなことから大きなことまで忙しさ故に後回しになってしまう事、置いてけぼりに感じる自分の感情など、ママを経験したママ達にしかわからない事って本当にたくさんあるんだと思っています。
子育ては時に孤独を感じることがありますが、わたし達はロボットじゃないし、人間なので、完璧な人なんていないです、私も偉そうに全然言える人間でもないですが、そう言った意味でも、わたし達は決して独りじゃないという事の共有もできたら嬉しいです。
今回は、私が個人的に自分がしんどくなった時にいつでも想い返したい気持ち、この特別な子育ての期間というものへの想いを発進させていただきました。
私自身、子育てに行き詰ったなと感じた際は、今回の投稿を思い出し、また気持ち新たに子供達と向き合いたいと想っていますし、今回の記事が、ママやパパ達に少しでも共感が出来たり、なんらか貢献ができましたら幸いです。
ということで、あなたのとても貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当に感謝しています。
ありがとうございました!
それでは、また。
伏見ひふみ