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子育ての悩み 自分後回し【伏見ひふみ】

子育ての悩み 自分後回し

こんにちは、伏見です。

 

文章をご確認下さいまして感謝しています。

ありがとうございます。

 

今回は、子育ての悩みに多い【自分の事は後回し】というテーマで書いて行きたいと思います。

子供がまだ小さなうちのママやパパは、子どもから目が離せずずっと一緒にいるので、1人の時間はなかなか持てない、という悩みがあると思います。自分がやりたいことがなかなかできない。を繰り返し・繰り返ししていると、たまのこどものイヤな行動に目がいってしまったりしてそんな自分がイヤになり自己嫌悪に陥ることもあると思います。

 

こどもが誕生すると共に親になりますが、親になったらこどもの事を最優先にして、自分のことは後回し。まさに子どもたちのために生きている。愛に溢れている姿だと思います。そしてこの響きもとても美しいと思います。でも、私は親も自分の幸せを第一に考えた方が、結局はこどもたち・パートナーなど幸せになってもらいたい対象の相手を幸せに導く事ができると思っています。

というのも…

ママやパパが無理をして、ストレスが溜まっていると家庭に不穏な空気が漂うと思います。

ママやパパが無理をしないという事が大切だと思いますし、ご自身の幸せにしっかりとカメラのピントを向けて、自分に優しくいれる方が家庭の空気が良いですし、その方が物事もかえってスムーズに上手く行くと思っています。

 

子育て・家のお仕事を中心に担っているのが多くの場合はママだと思いますので、ママ目線で話を続けたいと思います。

 

子育てにおいてママが【自分を後回し】にする事は当たり前になっている考え方だとも思いますし、そうしなければ上手くいかないことが多いというのも現実だと思うのですが、全てのことにおいて自分の事を後回しにいてしまっていると、やはり納得がいかない時も当然あると思うしストレスが溜まると思います。

そこで、自分の事を大切にするという事を第一に考えて生活すると、心に平安を保ちやすいのではないかと思うんです。

どうしてそう思うのかというと…

私がそうなんですが、友達と楽しくランチをした日だったり、主人と二人でデートした日なんかは気分が良くて、いつもより子どもに優しくなれたりします。

 

逆に、主人とケンカをしてしまったり、家族のために一生懸命に動いているのになんだか上手くいかないというそんな日は、気持ちに余裕がなくて子どもにきつくあたってしまったり…という経験も私はあります。

 

目の前の相手への対応であったり、特にこどもたちへの対応っていうのは、家庭の中心にいるママの気分で左右されることが本当に多い気がします。

 

なので、ママの気分が良いという事が、家庭円満の源だと思いますし、子育てがうまくいく秘訣だと思っています。

 

だから、ママである自分の幸せであったり、ママが大切にしている趣味などを諦めないで欲しいと思っています。

今までより回数が減るかもしれないですが、時間を作る方法はゼロではないと思いますので、趣味や大切な事を続けられる方法を探ってみて欲しいんです。

時間の使い方の工夫もあると思いますし、

ご主人やまわりの人に協力してもらえばできるかもしれないです。

 

「こどもたちを見てもらって自分の時間を確保したい。」とそんな風に言ってしまうのは、「こどもたちと居るのがイヤなの?子供より自分の時間優先なの?」と思われるかもしれない。「そういうことが言いたいのではないし、そう思われてしまうのが嫌だ」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そこを乗り越えて伝えて頂いてでも、自分1人の時間を過ごす事は必要だと私は思っています。

 

贅沢な1人時間を過ごす事が出来たらその分気持ちのon・offつきますし、こどもたちと少し離れて過ごした分、こどもたちやご主人の大切さも再確認できたりするんだと思います。

 

私は、主人に「1人の時間が欲しい」と素直に気持ちを伝えたところ、「そうだよね、休まる時間がないのは大変だったよね」と理解してくれましたし協力するよと言ってもらえました。この時に考えていることは、やはり口にしなくては伝わらないなと思いましたし、口にする事で未来は変えられるんだと思ったので、やはり思ったことは口にして言うということはとても大切だと改めて思いました。

 

実際に2人目を出産してからまだ1人の時間を作れてはいませんが、主人とその会話をした事で、”1人の時間が欲しくなれば、いつでも時間を確保できるんだ”と思えた事が、自分の中で大きな一つの安心材料となりましたし、実際に気持ちに余裕が生まれました。

 

こうした自分時間を作るためにも、普段からご主人や、頼りにできる人との関係づくりは良いものにしておきたいと思いました。

 

人は誰でも笑顔の人と一緒にいる方が気持ちがいいですし、落ち着きますよね。これは大人もこどもも関係なく、みんな同じだと思います。

 

では、【自分を大切にする】とは、どういう事でしょうか?

それは、自分の時間を作る事の他、常に「自分の気持ちを大切にすること」だと私は思います。

 

自分の中から湧き上がってくる気持ちを大切にすること。親だって人間ですから、色んな気持ちがあってあたりまえだと思うんです。

 

出来るだけ良いことをして、、、というきれい事ばかりを言ってはいられないと思うんです。日々の子育ては、本当に大変ですので。

 

大切なのは、「日々自分の中から湧き上がってくる気持ちを伝える事」だと思います。

 

私の経験でお話をさせて頂くと

 

例えば、

雨の日に、車で15分かかるスーパーへ買い物に行くとして、こどもが「傘で歩いて行きたい」と言ったらどう対応するでしょうか?

買い物をした後は、大きな買い物袋を下げて、下の子を抱っこしているので傘をさして上の子と手を繋ぐのはムズカシイです。

 

「無理だよ。車で行こう。」

「そんなこと言われても困るよ。」

などいろんな対応があると思いますが、こどもの言ったことをまずはじめに否定するこの言い方ではこどもは納得しません。

むしろ、納得しないどころか「イヤ!」と言われぐずってしまったり泣きだしてしまうと思います。

 

こうなってしまう回避策として、同じシチュエーションの日に私は3つの言葉かけをして対応をしました。

 

~3つの言葉かけ~

⑴まず最初に共感してあげる。

⑵自分の気持ちを伝える。

⑶娘のやりたい事を叶えてあげる為の見通しのつく予定を組む。

 

具体的に言うと

娘:「傘で歩いて行きたい」

私:「雨が降ってるから、濡れちゃうよ?」

娘:「いいよ、傘で行きたい」

私:「ママ、お買い物した袋持って、○○くん(弟)抱っこして、傘持つの大変なんだよ~」

娘:「イヤだ!傘でいく!!」

私:「⑴傘で行きたいよね。傘さして行くの、楽しそうだもんね。⑵でもママ大変になっちゃうし、みんな濡れちゃうから、車で行きたいな。⑶また雨降った時にさ、その時は傘さしてお散歩行こうよ。」

娘:(少し考えて)「わかった、また雨降ったらお散歩に行こうね ♪」

私:「うん♪次雨降った時お散歩行こう!今日は、一緒に車で行ってくれる?」

娘:「うん!車で行くー」

私:「わかってくれてありがとう♪じゃ、車で行こうか」

というようになりました。

 

以前は娘の提案をまず最初に否定をしてしまってこちらの都合を一方的に伝えて、無理に娘を説得していたので、娘は全然納得せず、愚図ってしまったり泣いてしまい、事は収集つかなくなってしまって私はイライラしていました。

 

しかし、

⑴一旦娘の気持ちを受け止めて

(「ちゃんと聞いてるよ」「その気持ち、わかるよ」というように娘の気持ちを共感してあげて)

 

⑵自分の気持ちをそのまま言葉で伝えて

 

⑶娘の願望を叶える為の、見通しの立つ予定を組んであげる

 

をしたところ、仲良く買い物に行くことができました。

この他に、いつもだったらきっと困ったであろう場面でもこの伝え方一つで同じような結果を得られたので、⑴共感してあげてから、⑵自分の気持ちを伝える⑶娘のやりたい事を叶えてあげる予定を組む。というやりとりの効果は絶大だと感じました。

 

娘は、⑴「自分の気持ちを理解してくれた」「わかってくれた」という共感により、我を通したいと言う気持ちが満たされのか、悪い方向にどんどんヒートアップしてしまう事なく落ち着きを取り戻してくれました。

 

また、

 

⑵私の気持ちを伝えた事で、「どうしてママが困っているのか?」を、素直な心で理解に勤めてくれました。

 

そして、

 

⑶見通しのつく約束(象徴的ではなく具体的に、次の休みに、とか、パパと買い物した時に、”○○の時に”○○をしようね。など。今度ね、とか、またいつか、とかでは×。そして、一度約束をしたのなら、何が何でもその約束は守る。)をしてあげる事で、娘の願望を叶えてあげる約束をした事により、娘の気持ちは満たされ、自分の行動を変えてくれるようになりました。

 

この3つの言葉かけをする事で、ママの気持ちを大切にしながらも、こどもに思いやりの気持ちも育てることが出来ていると感じています。

 

まず、ママである私が一番最初に娘の気持ちへの理解に勤めました。そして、私が「その気持ち、分かるよ」と娘に共感を伝えました。

 

娘は自分の気持ちを理解してくれたという私の姿を見て、今度は娘が私に対して理解しようという姿になってくれました。

これは、

「私も大事。だけどママも大事。」という感じになってくれていると思います。

 

私の方としてもこの言葉かけをしていると「娘も大事だけど、自分も大事なんだ。」

と思えるので自分も大切にできています。

 

ママが自分自身を大切にして笑顔でいられる方が、こどもも笑顔でいられると思いますし、

自分を大切にすることの重要性をこどもに伝えられる事は、こどもの自己重要感を育てる事にも繋がるはずだと思います。

なので、こどもを大切にするには、まずはママが自分の気持ちを大切にすることが第一だと思っています。

やっぱり、ママが自分に厳しくて大変だと思っていて苦しかったらこどもに優しくは出来ないです。

 

ママが自分の人生を歩むことを大切にする。その姿勢を見て、こどもたちと親である私たち・お互いを大切にする親子関係を築けると感じています。

 

そんな親の姿勢がで子どもの心を育て・考える力を伸ばすことで、子どもを依存状態からやがては自立へと促していけるのだと思っています。

 

という事で、是非ご自身の幸せファーストで考えていっていただき、ご自身の幸せを先に満たすことで、いつでも笑顔溢れる前向きな姿勢でこどもたち、家族みんなをも幸せに導いていっていただけきたいと思います。

私がまだ子育てはスタートしたばかりですので、自分が常に穏やかでいられる方法を常に考えながらこどもたちに接していきたいと思っています。

子育ての悩み 自分後回し

 

今回のお話がらなんらかあなたのお役に立てたということであれば嬉しいです。

 

貴重なお時間の中で文章をご覧いただきまして、本当に感謝しています。

ありがとうございました!

それでは、また。

伏見ひふみ