子育ての悩み イライラ【伏見ひふみ】
こんにちは、伏見です。
今回も文章をご確認くださいまして 感謝しています。
ありがとうございます!
私は今3歳の娘と1歳の息子 2人の子育てをしておりますが、子育ての悩みで一番多いのは、やはり
「子育て中にイライラする」というものだと思います。
過去にイライラの解消法として記事をあげているのですが、自分がまだイライラしてしまうことがあるので
改めて今日は自分に言い聞かせるつもりでも書きたいと思います。
ママたち、パパたちは、いつもこどもたちの事を真剣に考えているからこそ真剣に悩みますし、考え、自分に嫌悪感を抱きながら「変わりたい」と思うと思うんです。
大前提として、イライラしたくてイライラする方はいないと思いますし、みんなイライラするよりはしないほうが良いという事は頭ではわかっています。わかっているのにイライラしてしまうから苦しいわけなので、多少のイライラは自分の限界を超えたという大事なサインだと理解して、上手に付き合っていけたらいいのではないかと思います。いきなり「イライラしないほうが良いから今日から絶対にイライラしません!」というのはいうのは簡単でも、やっぱり無理があると思います。なので、完全にイライラをなくすというよりは、イライラしてしまった自分を許してあげながら、少しでも日常のイライラを解消していけるよう、一緒に学びを深めることが出来たらいいなと思います。
私たちがイライラしてしまう時はどんな時かというと
「子供が言うことを聞いてくれない時」とか
「理不尽な要求をされた時」とか
「わがままを言って大泣きをされた時」
もしくは自分自身が
「時間がない時」だったり
「余裕がない時」「体調が悪い時」と、本当にいろいろあると思います。
特に早く支度をしたいのになかなか行動してくれずにのろのろしされてしまうと…イライラしてしまうと思います。
朝なんかは特に、ママたちはこどもたちが起きる前から家族のためにご飯の支度をしたり、洗濯物を回したりとフル回転で仕事をしています。
そして子供を起こしにに行って「まだ起きたくない!」とか言われて、嫌がるこどもを優しく抱きかかえて、グズグズの中トイレを済ませ、着替えを済ませてやっとの思いで朝食を食べようとしたときに飲み物をこぼされてしまったり、ごはんを嫌がられたり、幼稚園の準備をしてくれなかったり、、、何度も何度もイライラの場面に遭遇してはそのたびに我慢をしていたのに、最後に限界を超えてしまって言いたくもなかった「いい加減にしてよ!」という怒りが爆発してしまったりします…
しょうがないと思うんです。私たちは論理ではなく感情の生き物ですから。
でも、ここでいつも「どうしてイライラしてしまうのか?」という脳のメカニズムを理解することで、私はイライラを大きく減らすことができると感じています。
イライラというのにはメカニズムがあります。
私たち大人は、予定や計画を立てて物事を進めるという傾向がありますよね。
それはなぜかというと、予定や計画を立てた方が効率がいいということ知っているからです。
だから、
・何時何分までには家を出る準備をして…
・何時何分までには着替えとご飯を済ませて…
・何時何分までには洗濯物を済ませて…
・何時何分までには目覚ましをかけて起きていたい…
という風に、無意識の中で最短の時間配分を決めてしまっています。
例えば、大切な仕事の打ち合わせの時間が決まっていて、そこに行くには15分余裕をもって家を出たのに途中で電車が止まってしまったり渋滞に巻き込まれたりすると、イライラしてしまいますよね。
ここでなぜイライラしたのか?というと、電車が止まってしまう事や渋滞に巻き込まれることは自分の当初の予定に練りこまれていなかったからです。
「私が考えた予定や計画は、本来間に合うはずだった。」
のに、
「突然のハプニングで私の計画が踏みにじられてしまった!」
ということで、裏切られたような感覚になり、怒りが湧いてくるんです。
これがイライラのメカニズムなんです。
〈無意識に作った予定〉通りに事が進めば、効率が良くスムーズであったのに、その予定が踏みにじられたためにイライラしてしまうということです。
子育ても全く同じで、自分が逆算して毎日毎分で作っている計画を、こどものぐずぐずやわがままでうまく進まなくなってしまうと「計画を踏みにじられた!」という感覚になり、イライラしてしまうんです。
でも、例えば毎日、同じ場所で渋滞することが分かっていれば、その道路を通る場合に渋滞の時間も予定に織り込むので、そんなにイライラしないんだと思います。
という事で、脳のイライラのメカニズムを理解して、最初からイライラする要因を自分の中に組み込んでおくと、イライラはかなり解消することが出来るということです。
例えば子供がぐずる時間であったり失敗をする時間を、先に自分の予定の中に織り込んでおきます。
そうすると子供が予定通りにぐずっても「やっぱりぐずったな~笑」と、焦ることなく対応ができるようになるんですよね。
また、イライラする時は時間だけでなく、こどもができる事でもやらない・やろうとしない。という時もイライラしてしまうことがあると思います。この時のこどもたちは大体「甘えたい欲求」があります。(私も身をもって実感しているのですが)なので、このときのこどもは「下の子と同じように自分もやってもらいたい。」と思っていますので、そんな時は「甘えさせてあげる時間」ていうのも、予定に組み込んでおけば、「自分でやってよ!」という風に叱って時間がかかってしまい悪循環に陥ることなく、穏やかに早く事が済むことだってあります。
本当に、イライラしたくてイライラする方はいないと思いますし、イライラを感じてしまうのは それはママたちやパパたちが、いつもこどもたちの事を真剣に考えているからこそ、真剣に悩んでいるからこそだと思います。
楽しく穏やかに子育てしたいというのが親の本当の本音だと思います。
子供は上手にできないのが当たり前、手を焼くのが当たり前。
だから、今は自分は我慢して…という風に自分を苦しめるよりも、
子供は上手にできないのが当たり前、手を焼くのが当たり前。
というのを自分の府に落として、悪戦苦闘なこの一生のうちに戻ることのできないキラキラした貴重な時間を、一緒に味わいながら、幸せを感じながら過ごしていけたらうれしく思います。
今回のお話が何らかあなたのお役に立ったという事であればうれしく思います。
貴重なお時間の中で、文章をご覧くださいまして感謝しています。
本当にありがとうございます!
それでは、また。
伏見ひふみ