パレートの法則をわかりやすく

 

白坂です、

 

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ありがとうございます。

 

まず、

 

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さて、

 

パレートの法則をわかりやすく

 

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『パレートの法則』

>「ほとんどの生産活動においては、全活動のおよそ20% ほどのわずかな部分が、結果の大部分(80%)を担っているという原則。80/20の法則という別名がある。」

 

(『法則の辞典』より一部引用)

 

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『パレートの法則』に関して1番イメージしやすいのは、ボーリングのヘッドピンだと思います。

ボーリングの10本のピンの重要性は同じではありません。1番ピンが1番大事です。なぜなら、

 

1番ピンさえ倒せたら平均8本くらいは倒すことができるから

 

もし10番ピンを狙ってボールを10番ピンに当てることが出来たとしても、10番ピンだけ1本だけが倒れるかもしれません。しかし、1番ピンさえ倒すことが出来たら平均で8本は倒すことが出来ます。1番ピンを狙うというのは圧倒的に効率が良いです。

 

このボーリング以外にも、ありとあらゆる現象の中に、ボーリングでいう1番ピンが存在しているというのが、『パレートの法則』です。

 

・上位20%のトップセールスマンが売上の80%を上げている

・上位20%の時間の使い方が成果の80%を上げている

・上位20%の顧客が利益の80%をもたらしてくれている、、、、

 

たとえば、

上位20%の時間の使い方が80%の成果を上げているというのであれば、上位20%の時間の使い方は効率が「4倍」です。一方、下位80%の時間の使い方は20%の成果を上げることにしかつながっていません。効率は「4分の1」です。「4倍」と「4分の1」の差を比べたら、効率は

 

 

【16倍】

 

 

つまり、物事の本質に取り組んだ場合は、枝葉のものに取り組んだ場合に比べて、【16倍】効率良く成果を上げることができるということです。

 

この『パレートの法則』というのは、法則という名前がついてはいますが、『万有引力の法則』のような物理的な法則ではありません。「地球上であれば物は100%落ちます」から『万有引力の法則』は物理的な法則です。しかし、『パレートの法則』は、経験則です。つまり絶対的ではありません。例外もありますし、偏りがいつも・いつも80対20になっているわけでもありません。90対10とか、97対3という場合もあります。

 

ただ、

例外があるからとか、「80対20」という数字が絶対的な比率ではないからといって、この『パレートの法則』を無視するのは非常にモッタイないです。要するに、物事の重要性は決して均等ではなく、

 

 

ボーリングの1番ピンを倒すことに集中すると効率が良い

 

 

ということです。

 

たとえば、ホームページにおける「内容」と「デザイン」の重要性は50対50ではありません。『パレートの法則』が当てはまります。重要性で言えば、「内容が80」で「デザインが20」です。内容が価値あるものであれば、ホームページのアクセスは複利的に大きくなって行きますが、もし内容に価値がなければ、たとえどれだけデザインに凝ったとしても、アクセスは増えていきません。

 

であれば、1番最初に磨きをかけるべきは内容であり、文字情報で80%の成果を上げられるようになってから、残り20%の成果を上げるために後からデザインに力を入れるという順番が正解ということになります。

 

また、

 

企業というのは小さければ・小さいほど経営の効率がよくて、大きくなれば・なるほど経営の効率が落ちていきます。なぜなら、企業が小さいということは人数が少ないので最も重要な本質に集中せざるを得なません。つまり、ボーリングの1番ピンに集中できるわけです。だから、20%の重要事項を一生懸命にやるので、すぐに80%の成果を上げることができます。

 

しかし、大企業になれば、その業務において重要なところは既にカバーされています。さらに業績を上げて行こうとしたならば、今まで取り組まれていなかった細かい問題に対応せざるを得ません。極論、たくさんのお客様がいる中で、たった1人のたったつの1つの苦情にさえ対応しなければならなくなります。

 

たった1人のたった1つの苦情に対応するために、時間を使ったり・お金を使ったりしなければならなくなります。そのたった1人のたった1つのクレームに対応するために、以後で守らなければならなくない規則が増えていきます。結果、大企業になればなるほど、非効率になっていってしまうわけです。

 

だから、理想的な企業というのは大きな組織ではないわけです。滅多に発生しない例外に対応するような人が増え過ぎてしまうと、究極的に非効率になります。いわゆる大企業病です。働いている1人・1人がやる仕事があまりに細か過ぎている場合は、お客様にとってものすごく不便ですし、企業からしても暇にしている人にも給料を払わなくてはいけないので良い経営を行い続けることができません。

 

 

企業が目指すべきは最大ではなく最適

 

 

大きな組織というのは見た目が大きいので、一見、安定感があり、一見、強そうですが、必ずしも安定しているわけでもなければ必ずしも強いわけでもありません。恐竜のように、たった1つの環境変化によって一気に絶滅してしまうということも起こります。

 

基本、企業は持続的な成長を目指して経営が行われるものですから、大きな企業を目指していくのは自然です。しかし、大きな企業を目指すとしても必ずしも最大が最善というわけではありません。大きくしながらも、常に、「今の組織規模は【最適】か?」を問い続ける必要があります。

 

「組織に1人の人が増えた場合に、どれだけ成果が大きくなるか?」を常に確認し続けることが大事です。たった1人のたった1つの苦情に対応するのに、多くの人・多くのお金を投入しなければならなくなっているとしたら、明らかにオカシイです。会社に80%の利益をもたらしてくださっている上位20%の優良顧客に対しての対応が疎かになっている可能性があります。

 

常に、成果の80%につながる上位20%に集中すること

 

物事の重要性というのは、全てが均等ではありません。バラツキがあります。偏りがあります。

だから、いろいろな課題に対して経営資源を均等に使っている会社の業績は平凡で終わります。

社会にはバラツキが存在しているという前提に立って、重要事項の20%に経営資源を一点集中できる企業こそ持続的に成長していきます。結果として、

 

偉大な企業へと飛躍していきます

 

パレートの法則をわかりやすく

 

貴重な時間にて文章をお読みくださり感謝しています。
ありがとうございます。
それでは、また。

 

白坂慎太郎

 

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